小説「舟を編む」を読んでみた
※若干のネタバレありです!
映画にドラマに舟を編むは見ていたのだけど、実は原作を読んでいなかったので、重い腰をあげて原作を読んでみたら、やっぱり面白かった。
映画やドラマのキャストの印象が大分強くなった状態で読んだけど、一番キャラのギャップがあったのは香具矢さん。
きれいな見た目なのに、恋愛に不器用で、ちょっとしたことで顔を赤らめてしまう。
馬締のラブレターを読んでしばらくして、返事代わりに馬締の寝室に忍び込んむ大胆さもあったり。
ドラマとか映画は、どちらかというと凛とした女性像だったので、そこは原作ならではだったのかな。
当然ながら、この物語の世界観は小説で生まれたわけだけど、文章だけでこの世界観を作り上げたのは、やはり作者さんすごいな。
登場人物のキャラのバランスもすごく良いし、テーマやストーリーもすごく入り込める。ほんと、好きな作品です。
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