昔も今もガジェットが大好きだ ~思い出のJawbone~
席替えをしたら隣の席の人の独り言が気になる。注意するのは難しいし、かといって我慢もできない。仕方がないので、久しぶりにJawbone ICONを引っ張り出し音楽を聴いている。
なんとなく「Jawbone」と検索したら、2017年に破産したことを知った。
また、日本の代理店だったトリニティのサイトにJawboneとの思い出が6回にわたり綴られているブログも読んでいたら、私も思い出話を書きたくなりnoteに書きに来たわけだ。
・思い出のJawbone ICON
2010年当時、Bluetooth 骨伝導ノイズキャンセリングヘッドセットとして売り出された商品。形がとても好みで大して通話しないにも関わらず購入した。
買ってみて気がついた。
これ、会社で仕事しているときに内緒で音楽を聴けるのではないか、と。それ以来、通話というよりも会社で音楽を聴く用になった。
Jawbone ICONとの思い出深いのは2011年3月11日、東日本大震災のとき。地震が発生したときもいつものように音楽を聴いていたのだが、大きな揺れを感じたあと耳からイヤホンを外し、手に持って(多分)階段を駆け下り外に出るあいだにどこかに落としてしまったようだった。あの大惨事のとき、イヤホンと(落としたけど)、ポケットWi-Fiは手にしたのに肝心のiPhoneを会社内に忘れてしまうと出来事が鮮明に記憶している。のちに、無くしたことが悔しくて2つ目を購入した。
当初からではあるけれどあまり充電は持たないものの、ハイレゾプレイヤーと接続し問題なく聴けている。ただ、ボリュームを最小にしてもめちゃくちゃ大きいため、仕事中声をかけられないかソワソワして長くは使えない。設定を変えればいける気がする。
Jawboneの製品は3つ持っていた。
・骨伝導ノイズキャンセリングヘッドセット「Jawbone ICON」
・ワイヤレススピーカー「JAMBOX」
・モーションセンサー内蔵リストバンド「UP™」
どれもこれも現在普及している商品ばかりをJawboneは2010年~2013年代に発売をしていた。ただ、最後に発売されたUPは使って1年もしないうちに故障をしてしまい使わなくなってしまった。
そんな中で、Jawbone UPに製品品質の問題が発生します。ある程度の期間を経過すると、動作しなくなってしまう。またはボタンが利かなくなってしまうということが、いろいろあった中でも大きい問題でした。正直なところ、初代Jawbone UPについて言えば、これは品質という問題というよりは構造上の問題だと思います。基板をエラストマー素材で一体成型しているのですが、装着する構造が「型」ではめるようになっているので、物理的にそこが伸縮するのですが、その影響が基板にも及んでしまうので、脱着しているうちに弱くなってしまうのです。初代Jawbone UPはiPhoneと接続するのにイヤフォン端子を使うため、必ず同期させるのに脱着が必要だったということもあり、さらに先端にボタンがあるのも良くない設計でした。ボタンスイッチの耐久性も低いものだったため、ある一定回数からはクリック感がなくなり、最終的には接点しなくなってしまいました。
全く同じ現象。当初、イヤホン端子でiPhoneと同期ができることが画期的でカッコ良く感じていた。
UPが発売されたのは2013年4月20日。その5日後、シンガポールへ旅行を予定していたのでワクワクしてUPの到着を待ち、3泊4日の旅行中にこんなデータを残してくれた。
今では、Apple WatchとiPhoneが役割を継承してくれている。プロダクトの変化はあれど昔も今もガジェットが大好きだ。
<ガジェット関連note>
最後まで読んでいただきありがとうございます。頂いたサポートをどのように活用できるかまだわからないです・・・。決まるまで置いておこうと思います。