ヤマハRTXとNEC IXで拠点間VPN(IPSec)設定をしてみました
ヤマハRTXとNEC IXで拠点間VPN(IPSec)設定をしてみました。
利用したそれぞれの型番は、ヤマハRTX830とNEC IX2015です。
本来、拠点間VPNがしたいのであれば、両拠点のルーターは同じメーカーの物を使うべきです。型番も一緒の方がより良いと思います。
違うメーカーで拠点間VPNを設定した場合、不具合時などはサポートを受けるのは困難と考えた方が良いでしょう。
したがって、やるとすれば、検証環境などで利用するか、もしくは、
ルーターを同じものに合わせるまでの一時的な構成として構築するのが無難です。
検証環境は以下の図のようになります。
前提条件として、それぞれのルーターは、PPPoEでインターネットに接続していて、RTX830はネットボランチDNS設定、IX2105はネットマイスター設定がされていることにより、ダイナミックDNSサービスの利用が可能な状態とします。
ダイナミックDNSサービスを利用しているため、それぞれのルーターは、対向ルーターのアドレスをドメイン名にて設定することが可能です。
拠点間VPNは、IPSecで設定します。
このIPSecの細かい設定を合わせる必要があります。
私は、RTX830のIPSec設定をデフォルト設定にして、
NEC IX2105のIPSec設定をヤマハルーターに合わせる設定をしました。
基本的に、WebGUI設定で行いましたが、
IX2105には、少しコマンドを入力する必要がありました。
設定がうまくいくとそれぞれのルーターのWeb画面にて接続状態が確認できます。
具体的な手順については、以下の動画をご覧ください。