サブネットマスクをざっくり理解する
この記事では、サブネットマスクに関するざっくりとした説明をしようと思います。
私たちが良く見かけるサブネットマスクは、24ビットです。
サブネットマスクが何のためにあるかというと、
IPアドレスのネットワーク部とホスト部を区切る位置を示すためのものです。
24ビットのサブネットマスクは、別の表記にすると、
255.255.255.0となり、
WindowsのIPアドレスの設定などでは、下図のように、
設定していると思います。
サブネットマスク 24ビットというのは、わかりやすいところがネットワーク部の区切りとなっていて、4つの区分の3つ目までがネットワーク部、4つ目がホスト部になります。
サブネットマスクが0になっているところが、ホスト部となると考えます。
サブネットマスクが30ビットの場合は、
255.255.255.252となりますが、
これだと、24ビットの時と違って、サブネットマスクの0の部分が良くわかりません。この表記は、人が扱いやすいように10進数というものになっていますが、コンピュータは2進数で情報を扱います。
252を10進数から、2進数に書き換えると、11111100になります。
ちなみに、255は、2進数にすると、11111111と1が8つ並びます。
1が8つ並んだものが、3つで24ビット、さらに1が6つで、30ビットとなるわけです。
IPアドレスの86も、2進数にすると、01010110となります。
前述した通り、ホスト部はサブネットマスクが0の部分になるので、
最後の2ビットのみがホスト部ということになります。
この部分が、パソコンなどの端末に振られるアドレスと言うことになります。この2ビットの組み合わせは、全部で4通りです。
このうち、すべて0とすべて1は、アドレスとして利用できないルールになっています。したがって実際に使えるのは2つだけということになります。
この例では、86と85だけと言うことになります。
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