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警視庁の家庭用ルーターの不正利用に関する注意喚起について

警視庁は、最近、家庭用ルーターを悪用して不正なアクセスを行う事件が増えていることから、家庭用ルーターの不正利用に関する注意喚起を発表しました。

従来の対策

  • 初期設定の単純なIDやパスワードは変更する。

  • 常に最新のファームウェアを使用する。

  • サポートが終了したルーターは買い替えを検討する。

に加え、新たな対策として、

  • 見覚えのない設定変更がなされていないか定期的に確認する。

といものを推奨しています。

具体的には、ルーターの管理画面で次の事項を定期的に確認し、問題があった場合には、その都度是正するよう呼び掛けています。

  1. 見覚えのない「VPN機能設定」や「DDNS機能設定」、「インターネット(外部)からルーターの管理画面への接続設定」の有効化がされていないか確認する。

  2. VPN機能設定に見覚えのないVPNアカウントが追加されていないか確認する。

  3. 見覚えのない設定があった場合、ルーターの初期化を行い、ファームウェアを最新に更新した上、ルーターのパスワードを複雑なものに変更する。

主にVPN機能を悪用して、外部から侵入されることに注意を促しているようです。

家庭でインターネットを利用しているほとんどの人は、外部からリモートアクセスVPNを利用するなんてことはしないのだろうから、そもそもVPN機能がない機種を購入するのが最善策ではないかと思います。

一般的に、VPN機能があるものとないものであれば、後者の方が価格も安いでしょうし一石二鳥です。

なかなか素人が、設定の変化があったかを気づけと言われても難しいというのが正直なところではないでしょうか?

結局のところ、いつの間にか外部からアクセスできるように設定変更がされないようにするためには、装置の設定画面にログインさせなければ良いわけですから、
初期設定の単純なIDやパスワードは変更する。
という対策が一番重要なのではないかと思います。

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