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テレワークセキュリティ ガイドライン 対応状況確認シート(簡易版)

2021年5月31日に総務省から「テレワークセキュリティガイドライン(第5版)」と「中小企業等担当者向けテレワークセキュリティの手引き(チェックリスト)(第2版)」が公表されました。

テレワーク環境をこれから構築される際、総務省の「テレワークセキュリティガイドライン(第5版)」が必要になると思います。また、既にあるテレワーク環境がセキュリティを意識せずに構築された場合は、セキュリティの問題が無いか確認するために利用することができます。

中小企業向けには、「中小企業等担当者向けテレワークセキュリティの手引き(チェックリスト)(第2版)」が付いていますので、チェックリストを使った評価が可能ではありますが、項目内容についてさらにわかりやすくするために「テレワークセキュリティ ガイドライン 対応状況確認シート(簡易版)」を用意しました。

ここでは「簡易版」として、「中小企業等担当者向けテレワークセキュリティの手引き」の項目をそのまま「対応状況確認シート」にしました。「簡易版」では確認項目が手入力になります。「正規版(近日公開)」では、確認項目に選択項目を用意して、選択項目を選ぶことで確認が終わるようにしています。「対応状況確認シート(簡易版)」について以下に示します。

シート画像(フル)

図 「テレワークセキュリティ ガイドライン 対応状況確認シート(簡易版)」のフル画面イメージ

シート画像(圧縮)

図 「テレワークセキュリティ ガイドライン 対応状況確認シート(簡易版)」の入力用に列縮小した画面イメージ

このEXCELシートは以下からダウンロードできますのでご活用ください。

使用の手順は以下の通りです。

①総務省の「テレワークセキュリティガイドライン(第5版)」を確認した後に「テレワーク環境の構築」を行います。

②テレワーク環境が「テレワークセキュリティガイドライン(第5版)」に準じていることを「テレワークセキュリティ ガイドライン 対応状況確認シート(簡易版)」を使用して確認を行います。

③「中小企業等担当者向けテレワークセキュリティの手引き(チェックリスト)(第2版)」を確認して、あなたの組織のテレワーク環境がどの「テレワーク方式」になるかを確認してください。方式①~⑧のいずれかに確認して、「テレワークセキュリティ ガイドライン 対応状況確認シート(簡易版)」の「①~⑧」列にて該当する方式を見て、「✓」の付いている項目を選択してください。

挿絵

④シートの「確認内容」の列に、各項目について対応状況を確認してその結果を「○/△/×/-」にて記載し、その理由も記載してください。(該当しない場合は「ー」を選びます)

挿絵2

⑤「テレワークセキュリティ ガイドライン 対応状況確認シート(簡易版)」の「確認項目」にて「△/×」と記載した項目について、テレワーク環境の問題を解決します。

⑥解決できない項目については、代替え策や軽減策を検討し、「備考」欄に記載してください。対応できない問題点については、顕在化するリスクを想定して今回は許容する旨を記載してください。


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