見出し画像

パラジクロロベンゼン

環境負荷が〜、とか意識高い系なことを書いておきながら、結局パラジクロロベンゼンのお世話になった。

オーニングを取っ払い、タンスの引出し用防虫剤(2粒ずつ和紙梱包で500gとか大量に入ってる臭いやつ)をいくつか、コンポストを包む洗濯ネットの上に置き、不要な衣装ケースの引き出しパーツを逆さにして被せて二日。大量のコバエの死体が衣装ケース内側に張り付いてた。ひ〜。

通気性と軽量化のための不織布容器が、雨に打たれるがままだったので、生ゴミ汁が滲み出す→コンポスト周辺でも繁殖、という状況だったようで、無益に繁殖させて大量殺戮とか、ほんとごめんね。
衣装ケースが虫除け・雨除け・パラジクロロベンゼン濃度維持として機能して、今後は虫のいないコンポストとして快適に運用できることを期待する。

反省しつつも、飛び交う何かがいなくなったので、久しぶりにコンポストの中身をじっくりゆっくり撹拌できた。ありがとう、有機化学。
何げに「有機化学」と書いて思ったけど、有機化学なアイテムを使わないのが「有機栽培」とか「有機農業」って、なんか変だよね。いや、屁理屈を言ってるのはわかってるよ。わかってるけど、オーガニックな人たちが大嫌いな化学肥料だって、もとは鳥の糞とかだよ。そこからリンとかを取り出してるだけだよ。「non organic chicken」なんて言い回しもあるけど、それってロボット?ってツッコミたい。

オーガニック農業の定義はこちら。単純に農薬を使わないとか、そういう話じゃないんだね。