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FIREの前半部分はそこまで難しくない

FIREの前半部分は45歳で達成した。達成したけど、現在52歳でまだ働いている。超前向きな気持ちではなく、辞めたいなー、とか思いながら。
FIRE後の夢をもっと具体化させたら辞めることに前向きになるかも、と思ったけど、そんな効能も無く。

そこで、FIREの前半部分をいかにして達成したか、の話でもしてテンションを上げてみようかな、と思った。
と言っても、やることは「生活コストを下げる」「稼ぐ」「余るお金を全力投資」の3つだけ。

私の場合は、給与水準が高めの会社に勤務しているものの、夫があまり稼がないフリーランスからの無職。私の投資先も国内個別株への現物投資が主で、若干遠回りをしたように思う。生活コストだけは抑えたが、これも結果論ではある。夫が外食や旅行大好きだったら、そこまで節約はできなかっただろう。

ともあれ、まずやることは生活コストを下げることだ。可能なら生活コストは可処分所得の半分以下にしたい。
そこそこ良い車の2台持ち、子どもを小中学から私立に通わせる、新築の持ち家を既に買った、といった「贅沢」をあと10年継続する見込みの人は40代でのFIREは難しい。

次は稼ぐ。生活コストが高水準なら夫婦の二馬力で生活コストの二倍を稼ごう。扶養の範囲内とかぬるいことを言わない。社会保険料を払う分、将来の年金も増額するのだから、しっかり働くべきだ。

そして浮いたお金で全世界株のインデックス投資信託を買う。生活コスト1〜2ヶ月分だけをクレジットカード等の引き落とし銀行に残して、残りは全額投資信託を買って良い。NISA枠はフル活用すること。銀行のお金では足りない時には、投資信託を売れば1週間くらいで現金化できる。

「生活コストを下げる」「稼ぐ」「余るお金を全力投資」の3つだけで、早ければ20年くらいで金融資産がFIRE水準に到達する。そうしたら、働くとしても「いつ辞めても良い状態」なので、気が楽だ。
お金に困らない心理状態は良い。残る悩みは人間関係だけ。人生イージーモード。あ、健康とか家族の問題も残るのか。それでも「それにつけてもお金がない」というストレスが無い分、余裕が違う。
お金を貯めて、幸せになろう。