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家を買う

家を買うことにした。
都内まで新幹線2時間の距離に、母が広めの持ち家に一人で住んでるから、そっちに転がりこめば住居費タダである。でも、子どもたちが進学・就職するのは当面は23区内とその近郊であろう、と予測。社宅期限も使い果たしたところだし、今住んでる賃貸住宅は雨漏りや暑さ寒さ湿気がすごいし、水害ハザードはかなり深刻。なので、引越しは時間の問題だった。

次も賃貸でも良いのだけど、猫飼育が許可されてて家族で住める広さの戸建て賃貸は、ほぼ無い。ペット可物件はほとんどが「小型犬一匹」に限定している。今住んでるところも他に選択肢が無かった。
なので、ハザードマップで色がつかない地域で通勤通学に便利な立地で無理なく買える中古住宅、という観点で選んだ。こちらもそれほど選択肢は無い。便利で安全なところは、みんな手放さないのだ。ここ数年で不動産価格がすごく上がってるから、なおさら。

何とかそこそこの条件の物件が見つかり、住宅ローンの事前審査も通り、手付金を払って無事に購入の契約まで進んだ。
建築面積的には今の家の2/3強になるけど、漫画を電子書籍にして減らし、子どもも大きくなったので玩具を捨て、夫のサイズアウトした服と、私が保存してた手芸材料に使えそうな布製品あれこれを捨てればいけるだろう、と判断。
築年数はそこそこだが、外壁塗装と内窓設置で断熱を強化する予定。

ちょっとだけ残念なのは、以前から飼いたいと思ってたリタイア盲導犬をお迎えするのは面積的に難しいこと。まあ、その分は盲導犬協会に寄付しよう。代わりに保護猫をもう一匹はお迎えしたいかな。うちの子と同じくらいのシニアが良いな。

今回、売主さんもめちゃくちゃ良い人で、端数をまけてくれたり、退去時期も融通を利かせてくれた。感謝しかない。売主さんも残債がまだ結構あったし、恐らくは購入時から1割減くらいの価格で売れたのだろう。引越し先は家族の持ち家とのことなので、比較的余裕もある模様。
近隣地域の同じくらいの築年数で、別の駅だけど駅徒歩距離は同等で面積はちょっと広い家は、今回買う家よりぐっと高額な上に、コンディションや諸条件は良くなかった。中古住宅の売買は、売主さん都合も価格に反映されるのかもしれない。もちろん価格交渉があるし、高過ぎれば見向きもされないから、相場価格に集約されていくものなのだろうけど。

さて、清水の舞台から華麗に飛び降りたので、次は箱詰と不用品を捨てる日々の始まりだ。頑張ろう。