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360分の1番目の日 2024/03/20

春分になった。日付だけでなく春分点もすぎて、太陽が牡羊座のシーズンがやってきた。心做しか気持ちもわくわくするし、とうとう春がやってきた!というような気持ちだ。

西洋占星術では、1年間は12星座(サイン)360°、つまり1星座(サイン)30°で1年が過ぎる。0度は1度として扱うことになっているので、牡羊座の0度の日は牡羊座1度の日だ。
節目のタイミングは、太陽が活動宮野0度(1度)の日であり、活動宮は季節のはじまり、変わり目を教えてくれるタイミングになっている。夏至は蟹座の0度(1度)、全体では90/360°、秋分は天秤座の0度(1度)、全体では180/360°、そして冬至が山羊座の0度(1度)、全体では270/360°、というわけだ。暦の上では1年間は365日(または366日)なのだから、これらの日が毎年数日ズレるのはそういうことだ、ということになる(乱暴だけど大丈夫かしら)。

昨日は、12星座(サイン)最後の星座(サイン)である魚座の30°の日、つまり360/360の日だった。そして今日は、最初の星座(サイン)である牡羊座の0°(1°)の日。だから春分。春にくる半分の日。春の季節の昼と夜の時間が同じ日で、あちらの世界との境目のお彼岸といわれるタイミング。

謎に整理してみたが、たまにはこういうふうに言葉にしてみるとよく分かることがあったり、見えている気になっていて見えてなかったことに気付いたり、そういうことだよね!と納得できたりするから、当たり前の言語化というのは面白いと思っている。

さて。春分の今日のわたしはというと、去年の2月くらいからなぜか「2024年の春分は奈良」と決まっており(ちなみにそれと同時に昨年の春分は淡路島だ!と決まったのだったりする)、1年と少し越しにそれを現実にすることができた。今日の奈良は激寒で、春日大社の広さにビビったわたしは本殿をメインにお参りをさせていただき、もう少し暖かくなってからのリベンジを違った。そもそも、春日大社には来たことがあると思い込んでいたのだが、言ったことがあったのは東大寺の大仏殿で、春日大社ではなかったことに今日初めて気が付いた。

昨年の12月の頭に東国三社巡りをさせていただいたときにも(note途中なのは覚えております…)、鹿島神宮の境内の中、奥参道を通って奥宮さんにお参りするときに鹿園があり、そこを通ったときも「来年の春分は奈良に伺います」と思ったし、その1か月前に厳島神社にお参りしたときも、「来年の春分は奈良に伺います」と思ったのを、今これを書いていて思い出した。ずっと、"鹿" がわたしを導いてくれていたのだなと感じて、何だかとても嬉しい気持ちになった。

さて、改めて今日は春分。夜は、内なる星を辿る旅の春分の1dayセレモニーも開催することになっている。今年の春分は次元が違うし違っていくパラレルチェンジのタイミングなので、WSで色々お伝えできることを楽しみに思っている。思えば、2年前の魚座の新月から始まった内なる星を辿る旅ももう2年が経過しているんだなと思うと、これまでの軌跡と奇跡をじわじわと実感して、本当に有難い体験をさせてもらってきたなぁと思う。いついかなるときも、未知で既知。そんな場をこれからも、ともに創らせていただけるよろこびを噛み締めながら。



2024.03.20 (82/366)

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