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ドラゴンズドグマ2

■ゲーム内容
前作から12年ぶりとなる正統派ファンタジーRPG。
王道の中世の世界を舞台に、世界に1人しか存在しない存在「覚者」となりオープンワールドを冒険する。
今作はほぼ完全にシングルプレイ専用となっている。
特徴的なシステムは「ポーン」。単なるNPCではなく、他のユーザーの冒険にも同行することができ、その能力だけでなく冒険の経験も活用できる。例えばこの近くに宝箱があったので案内しましょうか?等のアドバイスをくれたりもする。

■感想
シングルプレイに特化した事でオンラインプレイには無い良さもあると感じる。
1人だからこそののんびり旅ができるし、ロールプレイに特化し自分だけの世界を楽しむことができる。 
バトル面ではわりと死にゲー。変装せずに城に潜入するといきなり衛兵に切りかかられたり、ボス級のモンスターに戦いを挑むと一撃で殺されたりと簡単に死ぬ。

▼良いところ
・自由度が高く広大なフィールド探索が楽しい。初めて見るモンスターや宝箱を見つけるとワクワクするし、つい遠出してしまう。
・リトライはすぐできるため死にながら理解して進める事になる。テンポは良いので死んでももう一回!と止め時なく繰り返し遊んでしまう魅力がある。
・スキルや職業で自分とポーンをカスタマイズすることが楽しい。

▼改善できそうなところ&改善するなら
・フィールド移動がとにかく大変
ファストトラベルがあまりできない。特定のアイテムを使用すれば瞬時に移動することができるが、高価なアイテムのため何度も使用することは難しい。
その割に、おつかい要素で町と町を行き来することが多いが、道中の敵の密度が非常に高く、少し移動するたびにバトルする事になる。
このあたりは今時のゲームとしてはかなり不親切だが狙って作っているような気がするが。
ファストトラベルをノーリスクで使えると道中がほぼ意味を成さないものになったりもするが、何度も同じ道を行き来する事に楽しさを見出す事は難しいと思う。ファストトラベル乱用を回避するのであれば、高速で移動できるスキルやマウントのようなものを用意しても良かったのでは。高速で世界を自由に移動する楽しさはハリーポッターレガシーで実現済みだったりもすると思う。
・バトル
細かい説明などはなく、うまく立ち回らないとまったくダメージを与えられずに死ぬこともザラ。このあたりは人によるとは思うが初見殺し感を強めている原因になっているのではないかと思う。
ターゲッティングが無い事も不便と感じさせるポイント。巨大な敵と対峙するシーンが多く訪れるが、ターゲットカメラに切り替えられない為遊びづらいと感じる事は多い。
魔法攻撃が重なると、エフェクトで回りがまったく見えなくなるという問題も。

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