んぐまーま

娘が「これよんで〜」と持ってきました。
「んぐまーま」という絵本、ご存知ですか？

わたしの一番好きな絵本です。
学生のときにたまたま運命的に出会った一冊。

谷川俊太郎による日本語でない文章(ひらがなの羅列)と、大竹伸朗の不思議な絵でできた絵本。
読み手それぞれが自由に解釈したり感じとったりして楽しむ絵本なのでしょう。
この作品に私の心は深〜く共鳴し、悩み多き日々には救いにさえ感じました。

息子にも娘にも何度も読み聞かせしましたが、今日読んでみてもやはり、私の中心にあるものと共鳴するんですよね。

「んぐまーま」と「われは草なり」はまったく別次元の作品なのでしょうが、私にとってはどちらも同じところに響いてくる、たぶんそれがノビントスのテーマなんだろうな。

（↑最近リニューアルした名刺です。）

余談ですが、谷川先生にお会いする機会があったときに、んぐまーまを持っていってサインをいただきました。一言感謝を伝えたくて。もう10年前のことでした。