喩えを使い、正しく感覚を伝える。

おはよう。

異文化、人、未知との遭遇。
日本語教師になる。学校を作る。


相手に伝わりやすくするための工夫。
それが、メタファー、メトニミー、シネクドキー。

メタファーとは、僕らが一般的に使うような、例え、と言われるもの。

表情が明るいな。

これは、表情の明るさが、〇ルーメン上がるわけではなく、ルーメンが上がるくらい、笑顔が多くなった時に使う。

これは、凄くイメージしやす。Twitterが炎上する。とかも、本当に燃えているわけではないけど、燃えるくらい、盛り上がっていることが表現できる。


メトニミー

語源は、Change of nameらしい。

やかんが沸騰する。厳密にいうと、やかんではなく、やかんの中の水、が沸騰した。

けど、「やかんが沸騰した」=「やかんの水が沸騰している」となる。

なので、「水」よりも「やかん」という目立つし、共通認識を取れるものを、言葉として表す。

メトニミーとは、「ターゲットよりも、目立つもので伝える」


シネクドキー

シネクドキーは、包摂関係で表される。

コーヒーでも飲んで休もうぜ。

コーヒーを絶対飲むわけではない。お茶かもしれない。メロンソーダーかもしれない。

本当は、「飲み物」でも飲んで休もうぜ、になる。シネクドキーは、包摂関係。上位概念と下位概念の中で、表現される。

メトニミーとごっちゃになるが、メトニミーは、ターゲットよりも目立つもので表現。シネクドキーは、包摂関係。


いずれも、人に分かりやすく、簡単に伝えるために、存在するもの。

メタファーがなければ、感覚という複雑なものを、50音では表せない。
メトニミー、シネクドキーが無ければ、いちいち、細かな説明が入ってくる。

世界共通で、これらが使われているのが、また面白い。
50音で表せるほど、シンプルではない。