見出し画像

そのままでいい

どうやらこれではないと言われているように聞こえる。
すごく邪魔されているような感覚。
目の上のたんこぶみたいな感覚。

わたしのやり方は間違っていると、そう聞こえる。
心の中がもやもやする。

心の中で
「これが、私の人生をうまく行かせるための完璧な計画だ」
「これをやれば幸せになれる」

と、声高に叫んでいる部分がある。
すごく感じる。

どうして邪魔してくるんだ。
やっぱりどこかうまく行かなくなるのではないか。

あなたに従っているとうまくいかなくなるんじゃないか。
ずっと私は疑っている。
うまくいくはずがない。
どんどん貧乏になって、苦しくなるに違いない。
すごく信じ切っている。

絶対、うまく行かない。
だから自分でやる必要があるのに、あなたはわかっていない。

わかっていないんだ。
あなたがやろうとしているのは、私を露頭に迷わせ、困らせるだけだ。
力がないくせに。

そんな考えが出てくる。
すごくJのことを攻撃している。

小さな子どもが、大事な大事な宝物だと思っているぬいぐるみを彼に見せまいとギュッと抱きしめる。

その手がしっかりとぬいぐるみを握っているのが、ぬいぐるみの変形の仕方でわかえる。

絶対はなすもんか。
本当に憎しみを持った目で彼を見ている。
まるで彼を敵であるかのように見ている。

その目は彼を全く信じていない。

そんな絵が浮かぶ。

でもよく見ると、そのぬいぐるみは土で汚れ、ボロボロのヨロヨロだ。
少女もまた、全身が薄汚れている。

それでももうこれ以上落ちまいと必死である。

私はどうやらこの小さな子どものようだ。

取るんじゃない、奪うんじゃないとギャンギャン吠えている。
相変わらず目は睨みつけている。

奪われるように感じるから、無視しているのも感じる。

そしてここにまた更にコントロールを自分でしようとする意図も感じる。

なんとなく、これはわたしがどうこうしようとする必要がないのがただわかる。

必要だと思うことをしよう。

ほんとうに。

進むままに、そして起こるものは直視しよう。

私の目的はいつも、どんなにブレるようにみえたとしても
必ず真実をみることなのだから。

わたしは一人ではない。


2024.01.27

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?