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『1・2・3』が引き出す少年心を求めて


昨日(2021/02/12)、乃木坂46公式YouTubeチャンネルで、生田絵梨花・松村沙友理からなるユニット「からあげ姉妹」が歌う、ポケモンのアニメOP『1・2・3』が公開されました。


この前にも乃木坂46のオールナイトニッポン内でフルver.が公開されていましたが、今回改めてゆっくり何度も聞ける機会が来て、気づいたら何回も再生していました。

このOPは現在のポケモンのシリーズの曲で、同じ曲を違う歌手が歌い継いでいくという形をとっているものになります。

同じ曲を歌い継いでいると言うこともあって、歌詞同じなのですが、ポケモンのアニメから離れていた私にとっては今回が初めて知る機会となりました。


そんなポケモンの曲ですが、昔(金銀〜ダイパくらい)アニメを見ていた20代前半の私の中にあった少年心を引き出してくれた気がしたので、これを書くに至っています。

個人的に2番の歌詞がとても好きです。
アニメのOPではなかなか1番以外を聞く機会がありませんが、ちゃんと曲と向き合うことで知れる2番の歌詞が遠い昔の自分を呼び起こしてくれてる気がしました。


子供の頃には夢中で くぐり抜けた穴ぼこでも
しばらくぶりだな 見落としていたの?

子供の頃にはどんな小さなものでも冒険でした。
家の塀も、細い裏道も、雨の日にできた水たまりも。
目に見える全てが新鮮に、不思議に見えて。

その何でもないようなことを攻略したり、知ったりした時のワクワク感を求めて行動していた気がします。


でもね 忘れた景色も
今日のどこかにあるよ
君は 君は いつの間にやら
大人になっちゃいないかい?

ほこりを被った ボロ着の右ぽっけに置いてきた
片手に収まる冒険 ボクらの全てだった
あの頃の思い出が 君を探しているよ

だけど気づいたらそんなことがちっぽけに感じるようになって、分からないものに突っ込むワクワク感より、確実に手に入る楽しみを選ぶようになっていた気がします。

そんな心の奥に置いていってしまった心。
なくなってしまったと思っていた好奇心。

そのちっぽけだけど物凄いパワーをもった、あの頃の思い出というもう1人の自分に「俺とやろうぜ!」と言われているように感じました。


私がお気に入りの部分の歌詞はこれです。

「どこへ行こうか?」は
「どこへだって行ける」でしょ?
倒れるなら 手をつくなら 前だって決めたんだ
日が沈むように影伸びて 背丈も変わっているけど
(Let's go!) 雨上がりでなくちゃ
(Let's go!) 晴れ間に虹はない

前しか向いていない、未来へ希望だけが溢れる、そんなポジティブさで希望を原動力に変え、物凄いパワーで無限の可能性を信じて進む力強さが好きです。

大人には少し無茶な挑戦に見えるけど、がむしゃらに戦い、その中に何かを見つける冒険心だけで動くのがいいなぁと感じました。


あの日だって この日だって いつだってそうしていた
先も見えない 果ても知らない世界がそこにあるけど

「行動してみなきゃ分かんないだろ!」
そう行動してきたものは、若すぎる浅い考えに思えますが、分からないものに飛び込まないとワクワク感を得られないかもしれないと思うと、これからの人生でまだそうやって挑戦できるのかもしれないなと感じました。


この春、新しい環境での生活が始まる私ですが、一歩踏み出してワクワクを感じよう、まだ安定には早いかなと思ったひとときでした。






何度もMVを見るうちに少し子どもの頃の記憶や感覚が戻り、歌って踊るからあげ姉妹を見ていると、
今は同じか少し上くらいの2人ですが、小さな私にとっては歌のお姉さんくらいの存在なんだなぁと感じ、より2人が輝いて見えました。

ずっと好きだったポケモンと、
大人になってすごく好きになった乃木坂が、
こうやって交差することが奇跡であり、
とてつもなく嬉しく感じました。

交差した架け橋を多くの人が行来してくれると嬉しく思います。


と突然思い立って書いてみました。

最近はこの『1・2・3』といい、昨年公開されたBUMP OF CHICKENとポケモンのコラボの『アカシア』といい、体の内側からパワーをくれる曲と出会えてとても幸せです。

ちなみに個人的に好きなポケモンの曲は、
『Ready Go!』
『風のメッセージ』
『バトルフロンティア』
『シンフォニックメドレー』
です!

バトル終盤でBGMとしてかかる時が激アツです。


それでは、こんなところで!ではまた!


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