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"幻"の扉を開けて ~幻の2期生ライブレポ~


『とてつもなくすんばらしい』日となりました。


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 2020年3月7日にSHOWROOMにて『幻の2期生ライブ』が開催されました。

 本来、同日に代々木体育館で行われる予定だった2期生ライブでしたが、新型ウィルスの拡大によるコンサートの自粛要請により中止となってしまいました。

 本当に消えてなくなってしまうかと思った時に、多くのスタッフの方々の頑張りにより、本来と違う形ではありますが、貴重な機会が与えられることになりました。動いてくださったみなさんに感謝を伝えたいです。ありがとうございました。


 そのSHOWROOMでの『幻の2期生ライブ』には40万人を超える?人が集まり、非常に注目度の高いライブとなりました。


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 と、このライブについての感想を書きたいのですが、あまり書きすぎると逆に薄くなってしまいそうなので、今回はほどほどにしたいと思います。私の感想メインになるかと思います。




楽曲への強い想い


 全員センター企画。それぞれの想いがこもった一曲。メンバーのその曲にかける気持ちとともに紹介されました。

 メンバーの心の中で大きく大きく膨らんでいた楽曲への愛。それを共有することができ、大好きな曲が、より大切な曲へと変化していきました。


 以下がメンバーが選んだ楽曲になります。

新内眞衣  『ガールズルール』
伊藤純奈  『サヨナラの意味』
山崎怜奈  『行くあてのない僕たち』
渡辺みり愛 『Sing Out!』
佐々木琴子 『低体温のキス』
寺田蘭世  『気づいたら片想い』
鈴木絢音  『新しい世界』
堀未央奈  『ハルジオンが咲く頃』
(北野日奈子 『???』)


 ここ以外の選曲も、強い想いを感じるものが多かったです。2期生曲はもちろん、それぞれのユニットやセンター楽曲、嫉妬のような思い出深い曲。そして、ライブとして盛り上がれる曲など、意見を出し合い1つの形にしたんだろうなぁと感じられました。

 MVの話で「風船の撮影がすごく楽しかった!」という中で、琴子が「いまでも1番あの撮影が楽しかった。」と言うのを聞け、心に刻まれるシーンを知れて嬉しかった。





SHOWROOMならではの…


 今回のライブは、SHOWROOMによる映像配信でSHOWROOMならではの良さを生かしたライブになっていたと感じました。


 視聴者の投票によるメンバーの特技披露?やセリフなど、「今回しかできないライブを作ろう!」という思いが感じられました。
 トークをしながら過去のエピソードを話しているメンバーが楽しそうでよかったし、メンバーの仲の良さ、おふざけを挟むノリのよさを感じることができました。

 他にも、いつもとちょっと違う影ナレ、円陣、早着替え、ライブ後の雰囲気など、今回のような配信でしか見られない部分を見れたのがすごく貴重でした。


 内容以外だと、アバターでいろいろなメンバーを推している人がいることを再確認できたり、SNS・コメントで気持ちをリアルタイムで共有できたり、視聴者数で2期生への注目度の高さを感じられたり、と中止になってしまったライブの代わりではありましたが、マイナスだけでなくプラスの側面もあったのではないかと感じました。


 このような機会をつくり、届けてくださったSHOWROOMの方々には感謝しかありません。
 ありがとうございました。






アナスターシャ


 ライブの終わりに音源と同時にMVが宇宙初解禁された、25thシングルに収録されている2期生楽曲『アナスターシャ』。これまでの特徴的な2期生楽曲とは異なる作品となりました。


 いまはまだうまく語れませんが、曲調、歌詞、ストーリー、ダンス、などすべてが心に突き刺さり、私の中で大切な楽曲、作品として残り続けると思います。


バラバラのスタート。

それぞれの場所で闘い、成長。

待望の合流。

休息。仲間の支え。

そしてまた1つに。同じ場所で。


 そんな2期生のストーリーが込められたMVを見て、最後には涙が溢れていました。


 これまでどんなことがあっても感動はするし、鳥肌も立つけど、涙だけは流れなかった私。そんな涙腺が強すぎる私が、泣くとは自分でも思っていなくて、気づいてはいたけど気づいていなかった、2期生への想いの大きさを実感させられました。


『ごめんアナスターシャ 約束を守れずに……』

 この歌詞が特に刺さりました。今はうまく言葉で表現できないのがもどかしいですが、最後のサビのこの歌詞が涙の堰を切りました。


 2期生の歴史に立てられた一つの旗。
 そこからまた先へ。

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ゆっくりと。また次へ、


 アンコールでは、まだどこでも、何の情報も解禁されていない、現在はCDへの収録もない、2期生のためにかかれた『ゆっくりと咲く花』が披露されました。

 ゆっくりと、怖がりながら、不安になりながらも、前を向き、進み始めた、そんな2期生の苦悩と決心、意志、を感じられる、素敵な曲でした。

 曲調も語りかけるような、ゆったりとしたもので、内に秘めた2期生の想いを伝えられた気もしました。



 今回のライブは、配信と思えないぐらいのクオリティで、パフォーマンスや話から、2期生の強い想いが伝わってきました。

 日奈子がインフルエンザで参加できなくて、きっと悲しい思いをするだろう、と思っていましたが、2期生の温かさで少しは嬉しい想いを共有できたのではないかと思います。
 ただ、その場にいれず思い出を共にできなかったことを悔しくも思っている、と思うので、次は全力で楽しんで、思う存分笑って、泣いてほしいと思います。



 本当にいいライブになったと思います。


 ただこれがゴールではない。2期生はこれからも進み、成長していくだろうし、実際にファンの目の前で、会場で、ライブもできていません。


 このライブで気持ちを1つにし、次へ。

 今度は、温かい声援と拍手をおくり、彼女たちを包み込みたいと思います。



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 ゆっくりゆっくりと蕾が膨らみ
 大きな花びらが開くその日まで



 "現"の扉。その先で、




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