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【活版】解版する!
活版印刷で「解版」とはその字の通り、版を解体することです。
道具別に分け、それぞれ元の場所に収納していきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1694763735452-SwTTnziMk3.jpg?width=1200)
解版するのは、2022年8月に作ったA5ペーパーの版です。紙は中質紙。いわゆる学校のプリントでおなじみの紙に刷ってみました。
大きいものを作れば練習になるだろうと突然思いついて作った思い出深いものです。
印刷法についてはかなり練習になり経験をつめたと思いますが、いかんせん推敲が足りず文章が気に入っていません。
「早く作りたい」が先に出ちゃってる…。
![](https://assets.st-note.com/img/1694764521768-sh8kNn91jt.jpg?width=1200)
とりあえず版を保存していたものの、この版から文字を引っこ抜いて使っていたらいつの間にか崩れていました。
イラストの部分は、樹脂版です。ハンコにも使われています。
この版、びっくりするぐらい重い。
ちなみに印刷機にセットする時に使う枠と版を合わせると、名刺サイズは3キロ弱。はがきサイズは4キロ弱。
このA5版は重さは量っていませんが、腕がプルプルしていたくらいには重かったです。
また印刷するとしたら文章を書き直したいので、もう使うことはないだろうなと判断しました。
解版!!
活字のみをあつめて、漢字とひらがなに分けていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1694765229595-JxHRESYC2e.jpg?width=1200)
当たり前ですが、ひらがなの方が多い。
分けたら、壁の活字ケースに戻していきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1694765349504-lME1LEGmrv.jpg?width=1200)
ひらがなは50音順で並んでいます。
昔からやっているところなら「いろは」なのかなと思いますが、私が頂いたときから50音順でした。
師匠の上原さんからは、いずれ自分が使いやすいようにケースや活字を並びかえることになる、と予言のようなものを言われていましたがまさにその通り、私が使いやすいように今まさに並びかえているところです。
漢字は部首順に並んでいるので、漢字辞典を引きながら片付けていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1694766358134-TkHOLkXNgs.jpg?width=1200)
解版おしまい。
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