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シェアロースターを東京で開業する

会社員をしながら、副業でコーヒーをやっている奥田です。NO WAVE COFFEEというオンライン限定のコーヒーショップをやっています。


今日は今年活動してきたことと、なぜそれをしてきたのかについて2022年最後のまとめを書いておこうと思います。

まずはタイトルにもあるように、シェアロースターを開業したいと思っています。今年はこれに向けていろいろ準備を進めてきた年でした。

企画をしたのは4月、構想としては2021年からありました。

そこから準備期間が長くあり、焙煎機も通常の電圧では動かないし、排煙の問題などさまざまな問題をクリアしてきました。


なぜシェアロースターをやりたいと思ったかというと、僕自身が気軽に利用できる焙煎機がなくて困っていたからです。

もともと小型の焙煎機を持っていたのですが、それでは少量の焙煎しかできず、その後の展開まではむずかしいと感じていました。
50gでは販売もできないし、焙煎の研究はできてもそこから先へはなかなか進めません。

そのためもう少し大きな焙煎機を使いたかったのですが、コーヒーの焙煎機ってとっても高いんです。それに場所も必要だし、さっきも言ったような電圧の問題とかをいろいろクリアしなければいけません。


じゃあ焙煎機のシェアサービスを探せばいいんだと思ったんですが、どこも5kg釜っていう大型の焙煎機ばかりで、とにかくたくさんコーヒーを焼かないといけない仕様になっていたんです。

今持っている焙煎機は50gだけど、借りようと思うと一度に大量のコーヒーを焼かないといけない。小規模でコーヒーを販売したいと思ったときに、これはなかなか難しい課題でした。


そこで、「ないなら自分で作ろう!」と思い立ち、1kg釜というちょうどいいサイズ感の焙煎機を購入し、それをみんなでシェアするシェアロースターを開業することにしました。

そのために資金を集めなければいけないと思い、クラウドファンディングをしてお金を集めた。というのが今年やったことでした。

そこからまずは自分が焙煎機に慣れないと説明もできないので、何度か自分で焙煎してみたり、販売する量をもっと増やせないかといろいろ考えてみたりしていたのが
クラファンが終わってからの約3ヶ月間の取り組みになります。


シェアロースターをやることで、金銭的なメリットもあります。
焙煎する生豆は基本的にはこちらで用意した生豆を、そのままこちらの仕入れ値で買い取ってもらうスタイルを取ろうと思っているのですが
生豆をそのまま横流しするだけでもメリットがあると考えました。

仕入れ値を下げることができたり、結果的にいろんなコーヒーを仕入れることになるし、自分の焙煎技術も向上すると思ったんです。

それにもちろん有料なので、焙煎機自体でもお小遣い程度のお金を稼ぐこともできます。


正式な開業は来月を予定していますが、もうすでに何件かお問い合わせもいただけるようになりました。

まだ窓口を用意していないので、どうやって辿り着いたのか気になるところですが、ありがたいことに3件ほどお問い合わせをいただきました。

ここから開業前に窓口の整備を行ったり、しっかり宣伝をしたりして、お問い合わせの数を増やしていけるといいかなあと思っています。


仕入れてみたいな生豆もあるし、来年からはシェアロースターの利用者さん同士でカッピングも定期的にやっていきたいなーなんて思ったり。

「こういう生豆を仕入れてほしい」とかいうリクエストにもお応えしていきたいとも思っています。


というわけで、今日は今年の振り返りを簡単にやってみました。
もうすぐシェアロースターを開業しようと思っているので開業したらまた報告しますね。
ではまた。

ここでサポートしていただいたお金は、すべてコーヒーの研究費に使わせていただきます。新しい生豆を購入して焙煎や抽出の研究をしたり、新しいコーヒー器具を購入してレビューしたりします。あとたまに美味しいもの食べます。笑