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仕事のやりがいと、スターバックスで目指した波及効果

今回は仕事のやりがいをどうやったら見つけられるかということについて、考えてみました。


スターバックスには、ストアビジョンというものがある。というか、ぼくが働いていたことにはあった。お店ごとの目標みたいなもの。

5年以上昔に働いていたお店のストアビジョンを、いまでもたまに思い出す。

それは、しあわせの連鎖だった。たとえばお店に来た人が素敵なサービスを受けてちょっと優しい気持ちになる。そして友達に話すとき、ちょっとしあわせな気分で会話ができる。すると友達も話していて楽しくなって、また別の友達と楽しく話せる。家族には今日あった素敵なサービスを話してみる。ちょっと楽しい気分でご飯が食べれて、それが家族にも良い影響を与える。

そうやってお店からしあわせをどんどん波及していって、地域全体をよくしていこう。というのが当時のストアビジョンだった。


当時のぼくにはすごく響いて、さらっと説明されただけなのに、今もときどき思い出す。自分がひとりの人に接客することで、街全体を良くできるんだと思えたことは、大きなやりがいにつながっていたと思います。

そのときに、自分の仕事からどんなことが生まれるのかについて想像をめぐらしたり、広い視野で物事を考えると仕事のやりがいにつながってくると気づきました。


たとえばいまの自分の仕事がつまらないなとか、全然やりがいがないと思ったときには、その仕事からどんな物語が生まれるかを考えてみるといいかもしれません。

ものを売る仕事なら、それが相手の気持ちにどう作用して、結果どうなるのか。これを妄想するレベルで考えてみると、いいのかも。

もし思いつかなければ、スタバで学んだこの波及効果というのは結構万能です。自分がこの作業をすることで、同僚の○○の仕事がスムーズに進む。そこをさらに期待を超えてることで、○○のモチベーションがあがり、結果お客さんが喜ぶ。みたいな。


仕事を毎日こなすようになってくると、やりがいは感じづらくなってきますよね。そこでこんな波及効果を考えてみるといいんじゃないかっていう話でした。

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