宮崎県北のDV被害者保護支援ネットワーク会議に出席してきました。

延岡ほほえみの会は昨年からシェルター支援をはじめ、これまでに失業で住む場所を失ってしまった方などさまざまですが、中でもDVや虐待など家族の暴力から避難したいという相談が多くなってきております。
女性相談所や警察、男女共同参画室のデータを見ても今年は相談件数が増えているようです。

しかし、県北には女性相談所のような専門相談員が設置されていない為、各基幹の負担も大きく、まだまだDV支援体制が整っているとは言えません。

私も支援を行う中でいつも感じることは、支援措置や保護命令の手続き、法テラスの利用、子どものことや住むところ、生活費のことなど…心も体も疲れきっている被害にあわれた方にとても大変なことばかりです。

今回の会議に出席して、専門相談員までとはいきませんが、私は被害にあわれた方にしっかりと寄り添い、1日でも早く安心して落ち着いた生活を送ることができるように支援をしていきたいと、より強く思うことができました。

今後、定期勉強会の開催を検討していただけることになり、これからの宮崎県北の連携強化と、スムーズな支援が行えることを心から願うばかりです。

延岡ほほえみの会
理事長 塩月雅代