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【月刊タスキ】資格は意味がないのか論

11月入っちゃいましたが、10月の振り返りです。

・資格試験に全集中の月

今月は屋外広告関連の資格試験でした。
先月の振り返りでも書きましたが、私は一発合格にこだわっていました。

純粋に業務的に必要という観点もあったのですが、最も意識していたのは従業員の皆さんにこいつは本気で屋外広告に入ってくる気があるんだ!と思ってもらうことでした。

そのためにも一回で試験に受かるということをとても強く意識していました。結果は、筆記は解答例を見る限りは合格。残すは実技の結果となりました。(12月に発表です、さて、どうなるか。)

・資格試験に意味はあるのか

資格試験というものはとかくやり玉に挙げられやすいトピックだなと思います。なぜか資格については食えるのか否かというテーマでよく話題にされます。これとか↓

私は資格があろうがなかろうが、食える人は食えるし、食えない人は食えないだけかなぁと思っている派です。ただ、資格って大概叩かれがちなので、意外とメリットもあるよというのは思います。

・私の思う資格のメリット1:信頼性の担保

不動産鑑定士資格は日本の三大資格と言われています。(ちなみに私は知らなかった。)正直、弁護士や公認会計士程メジャーではないのですが、知っている人は知っていたりします。

そうすると、「こんなに難しい資格を取ったんだ」等言ってもらうことがあります。私自身の紹介をする前に資格が一定の信頼性を担保してくれる、これは特に新規事業を進める上では大きな利点でした。

また、この信頼性の担保という観点は地方の方がより強く出るように思います。年配の人が多いからということもあると思いますが、意外な程資格に信頼性を置いてもらえます。

ぶっちゃけ資格者であっても、そのレベル感は人によって違ったりするのですが、少なくとも入口の段階で「国家資格を持っているし怪しいものではなさそうだ」と思って頂けるのはすごく助かります。

・私の思う資格のメリット2:どの分野に強いのか分かりやすい

不動産鑑定士と言うと、資格名にも付いていることから「不動産」に詳しいと思われます。(実際には、分野によります(笑))それによって、不動産に関する相談も来るし、思わぬ情報源になったりもします。

ただ、資格も国家資格だけでなく色んな種類があるので、正直よく分からんという資格もあったりしますが。

資格が自身の業務を分かりやすく示す一方で、資格に引っ張られることもありますけどね。ex)不動産鑑定士なのになんでそんなことやってんの?等。

・私の思う資格のメリット3:体系的に物事を学べる

資格者でなくとも超優秀なスーパー補助者のような人はいます。資格者よりも実務に詳しいという方は実際にお会いするケースも多いです。

ただ、あるスーパー補助者の方が仰っていたのは、「体系的な流れの中で物事を学んでいないため、議論が実務でやっていないものになった時に上手く対応出来ない」ということでした。

資格を学ぶ時は、実務で使う使わないに関わらずある程度網羅的な勉強になります。実務で使わなければ無駄じゃん?という発想もあると思いますが、私はそうは思いません。

テキストの目次を見てみると、その資格の分野にまつわる論点がキレイに網羅されています。これはその分野を把握する上でとても重要だと思います。

・そうは言っても最後は実力勝負

ここまで書いてきたようにメリットはたくさんあると思っていますが、資格を取ったから仕事が来るなんてことはまあなくて、最後は実力勝負になると思います。

昔よく言われていた「〇〇を取れば安泰」というのは需要と供給の内、供給サイドが少なかったという側面もあると思うんですよね。今は資格者も相応にいるし、ネットを使えば商圏も超えられる。

そうした中で、自身の特色をどう出していくか、それって結局普通のビジネスと何ら変わらないと思うんですよ。

・インプットの時間は終わりだ

これまでまあまあインプットに時間を振って来ましたが、今月からはアウトプットに振ります。動きまくります!まずは今日こちらを受講予定です!

さて、2020年も残り2ヶ月!頑張ってやっていきましょう!


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