見出し画像

Active volcano

2024年6月19日 更新

 最近、火山への興味からはすっかり遠ざかっていたが、先月、2018年以来5年ぶりにマヨン Mayon というルソン島南東部にある火山が噴火していたことに気が付いた。フィリピンに24ある活火山の一つだ。(2023年7月)

🌋日本の活火山🌋

 火山噴火予知連絡会(2003年)によると、活動度による分類でランクA(百年または一万年の活動度が特に高い活火山)に該当する火山数は13あるのだという(火山噴火予知連絡会では、活火山をその噴火頻度によってABCの3つのランクに分けて分類しているようだ)。ただ、最近では、2009(平成21)年6月発表のものが重要かもしれない。そこでは、今後百年程度の中長期的な噴火の可能性及び社会的影響を踏まえ、「火山防災のために監視・観測体制の充実等の必要がある火山」を47火山として選定し直しているようである。さらに、2014(平成26)年11月には、火山噴火予知連絡会の下、設置された「火山観測体制等に関する検討会」でとりまとめられた「御嶽山の噴火災害を踏まえた活火山の観測体制の強化に関する緊急提言」において、3火山を追加して、それら50火山を常時観測を行うこととして、現在、リストアップされている。なお、「活火山」の定義等、詳しくは、日本の気象庁のHPの解説に委ねたい。👇

 日本の火山を、俯瞰して情報把握しやすいように、以下、五十音順に並べて、直ぐに検索できるようにしてみた。これら火山に関する知見に関しては、とりあえず、最も相応しいと思うリンク先を探し出して、そこに繋がるようにしておきます。リンクさせることを、何卒、ご了承ください。

(◎ は、北海道の活火山/▼ は、東北の活火山/◍ は、九州の活火山
/♨は、付近一帯が温泉で有名な地域)

▼ 秋田駒ヶ岳 ♨

▼ 秋田焼山 ♨

浅間山 ♨

阿蘇山 ♨

◎ アトサヌプリ;屈斜路カルデラ ♨川湯温泉

伊豆大島

伊豆鳥島

▼ 岩手山

◎ 有珠山 ♨ 👉洞爺湖有珠山ジオパーク

◍ 雲仙岳 ♨ 👉島原半島ユネスコ世界ジオパーク

御嶽山 ♨

霧島火山群 ♨霧島温泉

「霧島山」と呼ぶときも、北海道の「大雪山」と同様に固有の山はなく、個々の山々を指しており、それらは、それぞれ個別の名称を付ける。

草津白根山 ♨草津温泉

口永良部島

◎ 倶多楽湖 ♨登別温泉

▼ 蔵王連峰 ♨

桜島 ♨

薩摩硫黄島

◎ 知床硫黄山

カムイワッカ湯の滝

諏訪之瀬島 ♨

◎ 大雪山 ♨

大雪山国立公園

◎ 樽前山;支笏カルデラ――支笏湖 ♨

◎ 十勝岳 ♨十勝岳温泉 湯元 凌雲閣

三浦 綾子 著 『泥流地帯』,『続 泥流地帯』(新潮文庫)

▼ 十和田湖 ♨十和田湖畔温泉

十和田八幡平国立公園

那須岳 ♨三斗小屋温泉 煙草屋旅館

新潟焼山

◎ ニセコ ♨ニセコ温泉郷

箱根山 ♨

▼ 八甲田山 ♨

磐梯山 ♨

◎ 北海道駒ヶ岳 ♨駒ケ峯温泉

◎ 摩周湖;屈斜路カルデラ

◎ 丸山

三宅島 ♨

◎ 雌阿寒岳;阿寒カルデラ ♨雌阿寒温泉

焼岳 ♨奥飛騨温泉郷

新平湯温泉 奥飛騨ガーデンホテル焼岳

◎ 羅臼岳 ♨

🌋北海道の活火山🌋

北海道の火山に関して、現在、宇井 忠英 教授のHP(http://www.aurora.dti.ne.jp/~tadui/volcano2.htm)を参考にしたい。

🌋🌋カムチャツカ半島と千島列島

🌋🌋ハワイ‐天皇海山列

🌋🌍アイスランドの火山

🌋🌏地球史的な火山活動について

🌋🌎歴史上で、特筆すべき世界の活火山

79

781

864


946

1707

1721

1783 Ísland

 Japan 天明大噴火(浅間山の大噴火)

1815

1883

1888

1944

1963 Vestmannaeyjar, Ísland

1973
Ísland アイスランド――Eldfell エルトフェットル――Heimaey ヘイマエイ島――Vestmannaeyjar ヴェストマン諸島

1980

1991


2010 Ísland

2021 Ísland ➊
2021 Mt. Nyiragongo

2021 La Palma

2022


🌋富士山の噴火史🌋


● 富士山に関する参考書籍

つじ よしのぶ『富士山の噴火 万葉集から現代まで』(築地書館, 1992)
小山 真人『富士山 大自然への道案内(岩波新書, 2013)

『富士山百画』(美術出版社, 2013)

🌋📖火山を題材とした文学作品に関して

(現在、調べ中です)

井上 靖『小磐梯』
新田 次郎『火の島』(新潮文庫)
三浦 綾子『泥流地帯』『続 泥流地帯』(新潮文庫)
石黒 耀『死都日本』(講談社文庫, 2008)
石黒 耀『富士覚醒』(講談社文庫, 2011)
高嶋 哲夫『富士山噴火』(集英社文庫, 2017)

その煙、いまだ雲の中へ立ち昇るとぞ言ひ伝へたる。(『竹取物語』)

富士の山はこの国なり。わが生ひ出でし国にては西面に見えし山なり。その山のさま、いと世に見えぬさまなり。
さまことなる山の姿の、紺青を塗りたるやうなるに、雪の消ゆる世もなくつもりたれば、色濃き衣に、白き衵着たらむやうに見えて、山のいただきのすこし平らぎたるより、煙は立ち上る。夕暮は火の燃えたつも見ゆ。(『更級日記』)

🌋🌋🌋近年、とりわけ興味を持ったかもしれぬ世界の活火山(後付け的な関心への補足も含めて)の一例

エルタ・アレ

モンプレー

ピコ山

ピコ・デル・テイデ

トゥングラワ

 オルドイニョ・レンガイ




マヨン

リンジャニ山

 イジェン複合火山

メラピ


マラピ🆕


 ポポカテペトル

 ニーラゴンゴ山

 キラウエア

 スメル山

 ブロモ山


ファグラダルスフィヤル

――――――――――――――――――――――――――――――――――

🌋現在、ニュースになっている世界の活火山🌏🌎🌍2023

Mauna Loa ☜Smithsonian Institution - Global Volcanism Program https://volcano.si.edu/



・・・, 2013, 2018, 2023

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

2023年12月~

🆕12/3~;Marapi

🆕❷12/18~;Reykjanesskagi

Suðurnes
Reykjanes Peninsula レイキャネース半島
Meradalir volcano

ファグラダルスフィヤル

スヴァルツェンギ火山系

グリンダヴィーク

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

――――――――――――――――――――――――――――――――――

火山ガス

火山ガラス

火山島

火山弾

 パン皮状火山弾(パン皮状溶岩石)Breadcrust bomb

火山灰

火砕流

カルデラ

間欠泉

洪水玄武岩

コールドロン

 火山性陥没構造

スーパーボルケーノ(破局噴火)

ホルニト

溶岩

溶結凝灰岩

溶岩チューブ(溶岩洞窟)

――――――――――――――――――――――――――――――――――

参考図書

中村 一明『火山の話』(岩波新書, 1978)
横山 泉 編, 荒牧 重雄 編, 中村 一明 編
『(岩波地球科学選書) 火山』(岩波書店,1992)
守屋 以智雄『(自然景観の読み方 1) 火山を読む』(岩波書店,1992)
守屋 以智雄『世界の火山地形』(東京大学出版会, 2012)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?