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手持ちのオールドレンズ、逆光で撮ったらどうなるの?

オールドレンズは最新のレンズに比べると、逆光によるフレアやらなんやら影響が受けやすいよ、という話をブログ記事なんかでよく目にしますね。

一応現代のレンズであるNOKTON classic 35mm MCが手元にあるので、オールドレンズと逆光でどう差がでるのか試してみました。

NOKTON classic 35mm f1.4 MC

f1.7、ISO100、SS1/400、+1.0EV、COLOR:ティール&オレンジ、WB:4000K

こちらを基準となる写真とします。現行レンズとはいえ、CANONやらSONYやらの最新のレンズと比べれば、その名の通り十分クラシックな写りのレンズなんでしょうけど、一応マルチコートでもあるし、NOKTON 35mmの公式サイトページでも

クラシックレンズの味わいを最新の光学技術で磨き上げ、現代に蘇らせた

と書いているくらいなので、まぁ最新ということで。

ちなみに厳格に調べる想定をしていなかったので、f値を合わせるなど細かいことはしていません。あくまでも雰囲気の違いを見ることを目的としています。
直接太陽光がレンズ内に入っているわけではないのと、フードが無いレンズがあるという理由で、どのレンズもフード不使用です。

そして、なるべく被写体のサイズが同じになるような撮り方をしています。特に理由があるわけではないのですが。

SMC Takumar 28mm f3.5

f3.5、ISO320、SS1/400、+0.7EV、COLOR:ティール&オレンジ、WB:4500K

ちょっと露出を下げて撮ってしまっていたのでその分白飛びが逆に少なくなってしまっていますね。しかもWBの数値も少しいじってしまっていました。適当な設定のせいで早くも比較の体をなしていない。

とはいえ、コントラストもしっかり出ているし、フレアが出ているようには見えませんね。ぱっと見でNOKTON 35mmと違いが無いようにみえます。
古いレンズとはいえマルチコートがしっかり機能している、ということでしょうか。

Super-Takumar 55mm f1.8

f1.8、ISO125、SS1/400、+1.0EV、COLOR:ティール&オレンジ、WB:4500K

28mmと風合いはほとんど同じに見えます。細かい仕様は把握していないんですが、次の世代がSMCとわざわざ謳っているくらいなので、こちらはシングルコートなんですかね?

それでも逆光でこれだけ表現できるというのは、アトムレンズがいい仕事している、とかそういった影響があるのでしょうか?

SMC Takumar 120mm f2.8

f2.8、ISO250、SS1/400、+0.7EV、COLOR:ティール&オレンジ、WB:4500K

こちらも影響無しですかね。うーん、オールドとはなんぞや。

Tele-Elmarit 90mm f2.8

f2.8、ISO200、SS1/400、+1.0EV、COLOR:ティール&オレンジ、WB:4500K

唐突に出てきたこのレンズ。某フリマに価格がお安く程度の良さそうな品が出ていたので、思わず買ってしまいました。初ライカです。

他のレンズには全く発生しなかった強烈なフレアがでました。まだ外で使っておらず、暗い家の中で試し打ちしているだけでは当然フレアが出ることもなかったので、ライブビューを見てちょっとテンションあがりました。

これは外で使う場合、良くも悪くも振り回されそう。フード買わないとだめかな?中古でも7~8,000円くらいするので悩む...。

昔のPentaxがすごいの?

手持ちのfp用レンズはこれだけなので何とも結論付けられないのですが、Takumarってほとんど現代のレンズと性能変わらない?

確かに現行のペンタレンズでもいまだにSMCがついている名称のレンズがあるくらいだから、元々の設計が優秀なんだろうか。

それとも同世代のCANONやNIKONその他メーカーのレンズも、同じくらい優秀なんでしょうかね?まぁレンズによるか。

同じ逆光でもシーンによっても違いが出ると思うので、また機会があれば試してみたいと思います。以上でした。

よろしければ次回もご覧ください。では~

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