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医療人として、ビジネス人として、薬剤師という職種の苦悩。

こんばんは。株式会社アスアス社長の大前です。

今回のお話しは
薬剤師がおかれている状況が特殊すぎて、
モチベーションを保つことが
難しいというお話しです。

医療面ではかなり行動が制限されているし、
ビジネス面では売上額が決まっていたり、
上限があったりと、一般の皆さんは知らないのでは?

私は薬剤師ではないですが、、、
だからこそ声を大にして、その難しさをお伝えしたいです。


薬剤師のイメージは?

みなさんの薬剤師さんに対する印象は

「お金持ち!」
「頭がいい!(素敵♡)」
「医療人として感謝されている」
「患者さんのためにバリバリ働いてる」


みたいなイメージありませんか?
これもしかしたら、全部間違っている可能性あります!
(素敵なのはあってます。)

5年以上の間、
薬剤師向けサービスの会社を経営し、
薬剤師と会話をした経験や数は
日本でも指折りだとおもわれる私が、
「薬剤師の働きがい」についての現状を
お伝えしたいとおもいます。

もはや医療人ではないかもしれない。

薬剤師ってどこにいると思います?

「そりゃ薬局でしょ!
あとは病院とかドラッグストアでしょ」

って思いますよね。それあってます。
でも病院とドラッグストアにはあまりいなくって、
「調剤薬局」というところに半分以上はいます。

病院で受診した後に、近くのところに行くだけで
日頃は全然行かないところですね。
(薬局の皆さますみません、これからも一般目線で
ズバズバ話すのをお許しください。)
その調剤薬局ってコンビニより多いの知ってますか??

薬の受取所みたいなものだとおもっていますよね?
そこで働く薬剤師さんにお医者さんより感謝したことありますか?
(薬局の皆さますみません)

調剤薬局の利益構造を説明しますと
多く薬を渡した方が儲けが出る仕組みですので、
薬を早く作って、説明はできるだけ少なくして、
お客さんを多く対応することが経営側から求められます。
それって医療が得意な人ではなく、
単に仕事がテキパキできる人が重宝されそうですよね?

その通りなのです!

あと薬剤師1人で担当できる処方箋って
1人1日40枚という制限があることは知っていますか?
どれだけテキパキやっても、
40枚の壁があるのです。
これが医療人としても、ビジネス人としても
やりがいが生まれない理由なのです。

もうちょっと情報追加で…

薬の値段って全て法律で決まっているの知ってますか?
市販薬は値段違うのですが、処方箋は
国が1円単位で値段決めているんですよ!

それに加えボーナスポイントみたいなのも決まっていまして、
例えば、同じ薬でも受診した病院からの距離で値段
が変わる
ことがあるの知っていました?

謎の金額決定方式なのです!

作業内容に関しても金額が決まっています。
「お薬手帳ありますか?」
っていつも聞かれますよね?
あれも売上金額が変わるので、
多くの薬局でコンビニのポイントカード
のように聞かれるのです。

そうなんです。
コンビニの定員のごとく、作業内容が国に縛られているのです!!

薬剤師のポテンシャルはすごい。

医療人としても、ビジネス人としても
やりがいが少ないことはお話ししましたが、
薬剤師さんって本当に優秀な方が多いです。

6年生の大学を卒業し、
難関の薬剤師国家試験を潜り抜けていますから!

一般の企業で働いていれば、活躍できる方がとても多いのに、
コンビニと同じとまで言われてしまい
(私が言ってるだけ)
変えられない環境のせいで、
世間への貢献度合いが減っていることが不憫でなりません。

私たちの会社でも薬剤師をインタビューしたり、
オンラインサロンつくったりとしていますが、
そこで出会う薬剤師さんの素晴らしいこと!
優秀であり、みなさんが現状に危機感を持たれていました。
こんな職種は他にはないではないでしょうか?

もし、知り合いの薬剤師がいましたら、
今回の内容を聞いてみてください!
よりよい人生を送れるように、
私も協力したいとおもいます。

最後まで見ていただき、感謝申し上げます。
共感いただけました方はフォローやスキお願いします!

また、転職活動にお困りの薬剤師さんが周りにおりましたら、
誠心誠意アドバイスさせていただきますので、ご相談くださいませ!


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