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借りぐらしのアリエッティ

大好きなジブリの「借りぐらしのアリエッティ」という映画を見てから私の部屋にももしかしたら小人が居るかもしれない居たらいいな友達になれるかもなんてありえないことを一人で勝手に想像していた。

そしてある日の夜、角砂糖一個を小さなお皿の上に置いてティッシュペーパーを一枚、四つ折りに畳んだのとミントの葉も一枚それらをテーブルの上に置いて眠りについた。

そうそう映画では高い所だと登るのが大変そうだったからロープの代わりに適当な紐を落ちないように吊してあげた。

小人さん来るかな?
もし映画のように鉢合わせなんかしたら、かわいそうだから知らないフリしてまた目を閉じなきゃ。

だって小人さん、人間に見つかったらお引っ越ししなきゃいけないでしょ、そんなのかわいそうだし、もし私の部屋に居たらずっと居てほしいし。

そしていよいよ朝になってテーブルの上を見たら角砂糖一個と四つ折りにしたティッシュペーパー一枚とミントの葉は私が並べたままそのままだった

だよね、小人さんなんか居る訳ないよね。でも待って、昨日は来なくても今日とか明日は来るかもしれない。きっと私を警戒してるんだわ、だって私ったら親切にテーブルの上に並べてあげてるし小人さんも気づかれてるかもって思ったのかもしれない

それじゃ、昨日は来てたってこと?
持って行かないで帰ったのかな?
もしそうだったら別の作戦、考えなきゃ!!そうよ、テーブルの上じゃなくて今度は床の上に落としたフリして無造作な方がバレないかも(笑)

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