絵本紹介【わたしのくつ】

わたしのくつ (からだとこころのえほん)

　お母さんに新しい靴を買ってもらったかおる。さっそく幼稚園に履いて行くのですが、靴が汚れないか心配でたまらず、お友達と外遊びもしません。ところがある日、かおるは登園中にこけてしまい、ひざこぞうをすりむき、靴は汚れて・・・。

【コメント】
　新しい靴を気に入り、大切に思う子どもの純粋な気持ちを描いた素敵な作品です。
 　（うちの）下の子は、幼稚園に通い始めてから、こういう同じくらいの年齢（保育園児や幼稚園児）の子どもが主人公の本にとても興味があるらしく、図書館で何度も借りています。単に「わたし」というより、この本のように「かおる」とか、具体的な名前がある主人公の方が、読んでいて感情が入っていくようです。

　こういう絵本は子どもの成長をテーマにしているものが多いので、失敗や未熟な感情を今の自分と重ねて、そこからどうすればいいのか、どういう感情に成熟していくのか、疑似体験ができるすばらしいツールになると思うので、これからもどんどん選んでいきたいです。

このマガジン内では、私のオススメする絵本をたくさん紹介しています。

　主に未就学児への読み聞かせや、一人読みの練習にピッタリの作品をピックアップしているつもりです。
　子どもに絵本を読んであげたいけど、選ぶ時間がない方、どんな絵本がいいか決めかねている方のお役に立てれば幸いです。
（一人読みの練習については、記事内の【文字数】や【内容】を参考にしてください。）

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