【輸送されるキリン】Ｙ5歳

　５歳後期の作品です。
　
　以前にキリンの輸送に関する絵本を２冊読んだのですが、それらの絵本には、アフリカから船で運ばれてくるキリンと、アメリカから飛行機で運ばれてくるキリンが描かれていました。

　この絵は前者の絵本を思い出して描いたようです。海に捨てられたジュースの缶にリアリティを感じます。

　幼児は、文章でのアウトプットはなかなか難しいと思いますが、それを自覚しているのか（おそらくしていない）、Ｙはよく「絵」を使ったアウトプットをします。公園で遊んだ遊具を描いてみたりすることもあります。
　もちろん、おしゃべりの中で、乏しい語彙を駆使して色々説明してくれることもあります。

　大人にとっては、情報は消費し、流れていくものも多いのですが、幼児にとっては、情報は体全体に浴びて、吸収していくようなものだと思います。

　それは成長そのものであり、形は何であれ、アウトプットはその成長を促し、確実で強固なものとする重要な動作です。


　「絵」でのアウトプットはＹの趣味なので、優しく見守っていますが（好きに描かせているだけ）、会話でのアウトプットは時々、最後まで聞いてあげられず、こっちが勝手に要約してしまうことがあります。

　限られた語彙で、頑張ってアウトプットを試みる子ども・・・最後までゆっくり聞いてあげられる心の余裕を持てる大人になりたいです。
( 話が逸れました。。。。)

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