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諦める事が出来ない

過去の私は夢に対する絶望感が強かった。

絵が好きで好きで堪らないのに、描きたい絵を描けない自分。

すぐに折れてしまう自分。

目指すべき目標はあれど、立ち上がる事が出来ない自分。

ただただ上手い方達の絵を見て羨望、嫉妬を抱く自分。

そんな想いを抱く自分から、そんな想いを抱いてしまう絵から逃げるように写真を撮った。

写真は誰もが綺麗な光景、景色を撮れるツールだ。

絵を描くことは下手でも、写真では私も綺麗な光景、景色を撮る事が出来た。

それからは絵からも離れ、写真を撮る事が増えた。

絵描きになりたい想いを抱きながら、写真を撮る事が好きになって数年。

自分は新たな夢を抱いた。

それは小説家だ。

きっかけは本を読み始めたこと。

昔の自分はあまり本が好きでは無かったが、ノベル物を読み出してからは好きになって書きたい意欲が溢れてきたんだ。

それがある日をきっかけに爆発して、小説を書き始めた。

当初は何も考えずに始めて苦労や困難、挫折しかけた事もあったが、読んでくれる読者の方が居たお陰で諦める事もなく一年ちょっと頑張り続けてきた。

その中で作家としての目標も見つけ、充実した日々を送れている。

でもね。

私の心の奥底では今も、絵を描くことに対する執着心があったんだ。 

諦める事ができないのだとは、自分でも思う。

だから、私は再び絵を描き始めた。

それも挫折と再起の繰り返しになってしまい、夢を叶えるに到れるとは思えないけどね。

でも、描くことが好きなら良いや、と思っているよ。

描く度に自分が描きたい絵とは全く違う物になってしまうが、それでも、時々、予想もしてなかった絵が出来て驚いたりするんだ。 

意外と格好いいキャラ

笑顔が可愛いキャラ

綺麗な絵

どれもかれもプロの方から見れば下手な絵ばかりだが、私にとってそれは下手な自分が描けた素晴らしい絵だ。

もし、私と同じく挫折した方がこれを読んでいるのなら、アナタももう一度諦めずに挑戦してみてはいかがでしょうか?

その結果が成功するとは限りませんが、

『その経験はいつか何処かで役に立つ』

他の人からの受け売りですが、その言葉を原動力にして私は頑張っています。

陳腐な纏めになってしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。

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