エイプリル・フールを振り返る

　毎年思う。エイプリル・フールは忙しい。しかし、嘘をつくという訳ではない。逆に嘘をつかれて、リアクションを返すなんてことをするわけではない。また、企業や有名人が投稿している内容を見てツッコミを入れながら楽しむということでもない。
　ただ単純に4月1日は、新生活という言葉がついて回るので忙しいということである。
いっそ、こんな日は嘘でしたなんてことがあったら面白いなと考えてしまう。色んな意味で。

そういえば、ことわざで嘘から出た誠という言葉がある。もしも、4月1日の嘘が本当になったら逆に何を言うのかということを考えてみた。

　まず浮かんだのが、大金持ちになりたいだった。次に、考えたのが好きな恋人を作ることだった。あと、世界平和は大きすぎるので日常の平穏なんてのもいいのかもしれない。おそらく人によっては、私の将来の夢なんて答えるだろう。そして漠然とした夢を言う人も少なからずいるだろう。当たり前のことだが、星の数ほどあることだと思う。

夢なき者に理想なし、
理想なき者に計画なし、
計画なき者に実行なし、
実行なき者に成功なし。
故に、夢なき者に成功なし。
好きな言葉である。
何でも吉田松陰の名言らしい。
夢を持つことを実現する為のプロセスなんだなと個人的に解釈している。

一日の計は元旦にあるというが、新年度である4月1日こそ計画を持って色んな事にチャレンジしていきたい。そこで、夢を叶える為の意思表示を手帳に書き出す。
そんなこんなことを就寝前にしていたら、2日目に突入していた。因みにこれは実話である。(終)