18歳
僕は18歳 昨日のことはどうでもいい
僕は18歳 明日のことなんて分からない
乾いた空を眺めながら、冬空に白い溜息がひとつ
青い青い空が広がる寒い地域で生まれ育った。
とりあえず将来に役立ちそうな東京の理系大学に入るため受験し合格。
上京した。
家族構成は亭主関白な父、陽気すぎる保育士の母、自堕落で空想家な姉、僕、高校球児の弟だ。
そんな家庭に産まれ堕ちた僕、僕、僕。
なんにもない
東京という閉鎖的な都会に嫌気がさしかけている。
変わらない日々がとても好きだった。変な家族がいる毎日が好きだった。
だけど、
やっぱり寂しくて僕の行動は成功だったのかなと悩む。
目の前にあるノートに答えはなくて
でも答えなんて無くてもいいか、と少し微笑んだ。
次の日
昨日なんて何も出来なかった 家事は母がやっていてくれたし、なんて悔やむ。
そんなこと考えるのが苦しくなって何故か歌いたくなった
ギターで弾く
「明日のことなんてわからない今を生きろ生きていこう」
この曲はなんというか、自分を支えてくれる大好きな歌だ。
今見えている景色に嘘は無い、自分が決めたことを貫いて生きていこう
18歳、僕頑張るよ。
きっと、大丈夫大丈夫大丈夫。
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