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同じ試験に2回落ちた話

note いつも楽しい話ばかり書いているので、たまには情けない話もしようと思います・・・

タイトルのままなんですけど、去年から今年にかけて同じ試験に2回落ちました

なぜそのような事態となったのか自分なりに考えて、改善できた気配があるので、その辺を己のためにも書き残しておこうと思います

ので、今回は勉強法と勉強時間のお話です。真面目じゃん・・・

なんの試験?どんな試験?

HTML5 プロフェッショナル認定試験 レベル1 という試験です

NPO 法人 LPI-Japan が実施している試験で、 HTML5, CSS, JavaScript などの知識を問う内容となっています

CBT 方式で特定の試験会場で受けるのですが、試験会場は全国に多くあり自分で選ぶことができます
時間帯も多く用意されているので、混み合う時期(3, 9 月)を除けば、自分のスケジュールで受けやすい試験だと思います

レベル1 と レベル2 の 2 試験がありますが、これは難易度ではなく出題内容の違いとなっています(実際、難易度としては個人的には レベル1 の方が高く感じました...)

合格率、合格点共に公式から公表されてはいませんが、合格点は 7 割前後?といわれています

上記の公式サイトにサンプル問題などもありますので、そちらを見ていただけると雰囲気は掴めると思います

何が起こったのか

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私の受験履歴です。お恥ずかしや
一番最初やばいですね。53 点とか記念受験ですかね?

どの回も全力で勉強したつもり(つもり)なのですが、この有り様です

振り返ってみると、失敗したなと思う点が二つほどあります

①勉強方法が合っていなかった

参考書として以下の二冊を購入しました

一冊目はテキスト&問題集とありますが、テキスト的な内容がメインで、問題は章末におまけ程度についてきます

二冊目は 100% 問題集です。問題半分、解説半分で、数をこなしながら理解してゆく流れとなります

一冊目のテキスト&問題集をぱらっと見た限り、全然知らないことが結構あるな・・・?と感じ、しっかり理解する必要がある(いきなり問題を解いても意味がないのでは)と考え、一冊目を中心に勉強することにしました

が、これが間違いだった(私には合っていなかった)のです

思った通り知らないことばかりだったのですが、知らないが故に 1 ページ 1 ページ読むのに時間がかかりすぎてしまい、試験前に読み切るのが精一杯で理解まで追いつきませんでした

そして一回目の Fail...

その後半年ほど開き、だらだらと読み返しながらもこのテキストの内容は完璧だ!!と望んだ二回目...

難しくなっている!!!!!
そしてテキストになかった範囲、めっちゃ出るじゃん!!!!!!!!

完全に個人的に感じただけなので根拠も何もないのですが、一回目より内容や言い回し、問題の出され方が難しくなっていたように思います

また、テキストを完璧にしたからこそ気付いたのですが、テキストにない範囲が出ること出ること...その単語知らないんだが?!がたくさんありました

問題集中心でなくテキスト中心にすることで、丸暗記ではなく応用の効く知識を身に付けるつもりでしたが、逆に範囲を狭めてしまった気がします

(テキストを批判する意図は一切ありません!解説がとても丁寧で、知識 0 でも理解のできる素晴らしいテキストです。私の使い方が悪かったのです)

一度テキスト読み終わったら、読み返すのではなく、問題集で知識の定着確認と、範囲を網羅できているかの確認を行うべきでした


②時間を区切らなかった

ページ数の多いテキストを読み切るために、今日はここまでなにがなんでも読む!と決めてから読み始めるようにしていたのですが、これがまた失敗だったと思います

時間を決めないと理解しきるまで次のページに進まず、結局時間が遅くなり、日々勉強が辛くなり...の負のパターンに陥りました

夏休みの宿題は最後の一週間でなんとかするタイプの私が珍しく計画性を持って勉強できてる!とひとり感激してたのですが、違うんだよ私...計画すべきは時間だったんだよ...と後悔しています

時間を決めて多少理解できないことがあってもとにかく全体に目を通し、残りの時間で問題をこなして理解を深める。このやり方をするには、ページ単位の目標ではなく、この時間までにこのページまで読む!と言う目標にするべきでした

ちなみに三回目で受かったのはもう運だと思ってます。数打ちゃ当たる

反省を踏まえて

先日レベル2を受け、無事一発で合格できました!

レベル2の内容はレベル1と比べて知っている知識が多かったので、テキストをさっと読み、あとはひたすら問題集をこなす、という個人的理想なやり方で取り組むことができました

問題集の解説はテキストと比べると当然あっさりとしているのですが、その分自分で考える余地があり、テキストをそこで開いたり、実際にコードを書いてみて動きを確かめてみたり、が出来たのもよかったなと思います

また、全くわからない問題があった時に、今までだと一応知っている知識を総動員して自分なりに答えを出した上で、答えを見て解説読んで、ということを途中までしていました
が、テキスト熟読時同様時間が足りなくなる気配がしたので、途中からさっぱりわからない問題は考えずにすぐに解説を読むように作戦変更しました

解説を読んで、これはそういう問題なのね、ほーんなるほどなるほど、と意外と記憶に残りましたし、考え込む時間を理解する時間に使えるのも大変よろしいです。今後もこのやり方は試験勉強以外でも活用したいと思います

結論

・いきなり深く理解することを目指さない
・数をこなすことは大事
・考える時間 < 理解する時間

学生時代みたいなこと言ってますね。まぁいいか


蛇足
問題集解いて、理解 100% じゃないからまた間違えるかも、と思ったところにふせん貼ってたら優に 100 枚超えていました
そんなでも意外とちゃんと覚えていたので、とにかく数をやることが大事なんだなぁと改めて思いました

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これ剥がすのめんどくさいなぁ・・・(会社の本棚にあったのを借りてきたので・・・)


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