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櫻坂3期生

無意識にYouTubeを開くと、櫻坂46『夏の近道』の動画が上がっていた。
私は学生時代、女性アイドルの大ファンだった。今ではYouTubeはチェックしているレベルの、たまにDVDを買うレベルに成り下がっている。

櫻坂3期生ということはまだ入ったばかりか。と、甘く考えていた。アイドルは、歌もダンスも苦手な素人が徐々に成長していくのを応援するのが醍醐味だ。と、思っていたのに。

まず歌い出しで、透明感のある歌声に心を掴まれた。そして全員ビジュがいい。みんな小顔で、手足が長く、スタイルもいい。そして、何よりも目が強い。どの子も櫻坂っぽい顔だと思った。これは他の坂道グループの顔ではない。櫻坂の顔だ。

そして問題はサビからだ。桜が舞う中を階段から駆け下り、廊下で全員が集合。がむしゃら感と疾走感あるダンスを踊りながら前進する。見入ってしまう。これは本当にアイドルになりたてなのかと疑うほどのクオリティだ。一瞬にして心を奪われた。

そのまま当然のように、ドキュメンタリーを見始めた。合宿でのダンスや歌の練習の映像、インタビューの動画だ。数人はダンス経験者もいるが、未経験者も多数いることに驚いた。葛藤しながら、もがきながら、がむしゃらに先輩たちに追いつこうとする3期生たちに何度も涙した。一生懸命な姿に何度も心を打たれた。

ドキュメンタリーを見た後に、もう一度『夏の近道』を流す。3期生たちが合宿初日の頃とは別人だった。普通の女の子ではなく櫻坂のメンバーとして、キラキラと輝いていた。音楽もダンスも表現も最高だ。彼女たちのこれからの成長が楽しみだ。

彼女たちの素晴らしいパフォーマンスは、私も頑張ろうと奮い立たせてくれる。私には無くてはならないものだ。

これだからアイドルファンを辞められない。

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