9/9日記:オタク沼

21時からのウォッチパーティに備えて飯を作る。まずジャガイモを細切りにして水気を取り、油で揚げる。同時にハンバーグを焼く。玉ねぎを細かめのみじん切りにしてケチャップに混ぜる。同じようにツナマヨにも混ぜる。この間焼いた丸パンを温めて半分に切り、ケチャップ、マヨネーズ、フリルレタス、ハンバーグ、ケチャップ、レタスみたいな感じで適当に挟んでピックを刺したものを2つ作る。フライドポテトを紙にとり熱いうちに塩をふる。ポテトとバーガーを同じ皿に盛り、余ったケチャップをカップに入れて添える。飲み物はアイスコーヒーにした。バンズがモチモチしてるのが美味しい。帰りに肉屋で買ってきたハンバーグもうまい!

ルーレットの結果、ダニエル・ラドクリフ主演の変な映画を見ることに決まった。荒らしのオタク君が死の淵まで追い詰められ、頑張る話だった。デスゲームの視聴者に対して「お前らは歪んでいる!!他人の生を笑いものにするな!!!」みたいなことを言って視聴者にバカウケしていた主人公に対し、敵の凶悪殺人犯が「やるじゃん。ネット沼から抜け出したな」みたいな事を言っていたのが印象的だった。さらりと言っていたけどこれが本質だったな。自分の生を生きるより安全地帯で他人の生を観てる方が楽しいに決まってる。

友達の兄に子供が出来たらしい。おめでとう!楽しみだね!ではなく、すごいな・・・。いや、すごいな・・・。と言い合う。自分に甥や姪ができることと、兄弟が親になるということは気分的には別の事件だと思う。同じ親から子供として産み落とされて一緒に育ってきて、その結果子供を生みたいと思うタイプの大人になるって・・・すごいな。
私たちはそれを受けて「すごい」とだけ言い、自分はどう思うこう思うみたいな話をするでもなく、あとは高校時代の自分達の写真とかを引っ張り出してきてひたすら爆笑していた。オタクだな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?