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商品モニターを辞めた理由

以前、副業で商品モニターの在宅バイトをしていたことがあります。
一言コメントを書くのではなく、1つの商品ページを作成するものでした。
サプリメントやスキンケア用品の商品のレビューや「効果がないはウソ!?検証してみた」の裏を見た気がしました。

実際に確かな情報を書いているものもあるので一概には言えないけど、私が行っていたこの副業を辞めた話をしようと思います。

仕事の内容は?

サイトの運営者から商品が送られてきて、実際に使用しながらページを作成するのが仕事でした。
数人の登録者がいてそれぞれが自分の興味があるジャンルで登録していて、運営者が振り分けた商品が届くようになってました。

商品は先に知らされるので、届く前に商品の公式サイトや口コミサイトを調べてページ作成を開始します。
商品が届いたら実際に使ってみて、使用感や効果などを記事にするという流れでした。

報酬は商品(現品)と記事の文字数で決められた金額が収入になるので、かなりおいしい仕事ではありました。

ですが数回記事を書いていて、「検証するには期間が短すぎること」と「自分が必要としない商品ばかりが振り分けられたこと」と「ジャンルの偏り」でした。それが私が辞めた理由です。
(当時私が登録していた仕事の場合であって、他のところはわかりません)

【理由1】検証するには期間が短い

商品が届いてから1週間ほどでチェックを受けることになってました。例えば肌のポツポツが改善する美容クリームが届き、記事を書くために毎日使用しましたがたった1週間で「こんなにきれいになりました!」なんて写真比較ができるような結果が書けません。
使い続ければ効果は確かにあるのかもしれませんが、1週間では変化はさほど見られないんです。

そうして無理やり書き上げた記事には、当然のごとく訂正が入ります。
「もっと具体的に」「他の人が紹介していないような内容を」「消費者が気になるキーワードをいれて」など…困難でした。

【理由2】必要としない商品を担当

おそらく運営者は販売者との契約をとってきて記事を依頼するので、なんでも商品があるわけではありません。仕方ないことなのですが、自分にとって悩みでもない商品を使ってみてユーザーの心を掴む記事が書けるでしょうか?

例えば、私の髪は「硬く、太く、ボリュームのあるショートカット」ですが、女性らしいさらさらと軽い髪質に憧れています。
届いた商品は、ハリ・コシを与えてふんわりボリュームアップが売りでした。

硬く太い髪にハリやコシを与えて、ボリュームにボリュームを与えて…使用感や香りに関しては詳しく書けるものの、使った後の髪はつやをアピールするのが限界でした。

ましてや自分の髪質で使ってみたところ、あまり変化が感じられなかったなんて書けませんし、その記事を見て購入を検討しようとしている人はおそらく私とは真逆の髪質の人。参考にはならないでしょう。

スプレッドシートで同じ仕事してる方の担当内容が見れたのですが、同じダイエットに興味がある人がいてダイエットサプリの担当をしてましたが私よりBMIも低い方でした(笑)

【理由3】ジャンルの偏り

例えばニキビ改善商品が届いたとします。商品を使用してニキビが減った記事を書き終えたころ、肌荒れ改善商品の担当になりました。荒れてない肌に使ったところで評価がしづらいんです。

「体調によって肌が荒れることがある」ということにして記事を書くものの、指摘訂正が増え割に合わなくなっていきました。

仕事として行う以上、私自身のわがままなのかもしれませんが、上記の理由で濃い内容を書くにはウソや過剰な表現を書くしかなかったです。
もちろんウソなので、Before/After画像なんて撮れません。
そこに信憑性を求められても私には技量が足りなかったのでしょうね。
ちなみに商品のデータなども公式販売サイトを自分で見て調べることが指定されてた(お試し購入した人のふりをして記事を書く)ので、誰でも知れる内容しか書きようがありませんでした。


そして上記の内容を相談したものの改善してはもらえず、訂正要望は増えるわで効率も悪くなったので辞めることにしました。

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こんな経験をしたからか、当時書いていた記事と同じようなフォーマットのサイトを見ると、信憑性を疑ってしまう私がいます。
!!全てがそうだと言ってるわけじゃないのであしからず!!


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