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【詩】カンペキ作り #16

分厚い雲が

空を覆う

私は上手くできるだろうか。

いつも微笑んでいるあのひとが
お花に水やりをするみたいに。

小さな老舗のうなぎ屋の ハチマキをつけたあのひとが
タレを継ぎ足すように。

私の過去に今と未来を注いで

私が私を作っていく

カンペキはきっと毎日つくるものじゃない

毎日、ちょっとずつ。

やりたいこと

やらなきゃいけないことをこなして、

ときには、やるべきことを先延ばしにする。

そういうことのすべて。

忙しい毎日が記憶の隅に追いやったとき

私は今までカンペキを作っていたと知る。


上手くやれる

今日も、明日も、そのさきも

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