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The Wonderland? #7 [Backroomsリスペクト]

Room 6 "Find the Secret Exit"


「ここを、進むのか?」


調査隊の一人によって残されたヒントを頼りに、この先を歩いて進んでいくことを決めた二人の前に立ちはだかったのは、果てしなく続いているかのような深い森だった。
それも、穏やかな風に反して、まるで嵐の真っ只中かのような轟音が鳴り響いており、木々の高さも、最早天辺が見えていない異常な光景が、より恐怖を増しているのだった。

「もたついている場合じゃないだろ、とにかく行こう。みんなの元へ帰るんだ!」
そう言って、カンナを力強く引っ張っていく。カンナ自身も、オニのプライドからなのか、虚勢を張ってでもこの迷宮を歩もうとしているのだった。

歩き始めて2,30分、オーナーは体に僅かな違和感を感じ始めていた。
明らかに今までより足取りが重い…
この森が絶え間なく変化しているため、非常に歩きにくいことを考慮してもだ。

「お前…ちょっと老けたか?」
「はぁ…はぁ…何言って…道のりがハードだから疲れてるだけだ…」
「こんなところでバテるんじゃないぞ。お前なしで元の世界になんぞ、戻りたくないからな!」

無邪気ながらも、心を強く打つ励ましの言葉をかけてもらいながら、この迷宮を何としてでも抜けようと、ゆっくり確実に、歩を進めていくのだった。


「おい!人間がおるぞ!」


歩き始めて6時間が経とうとしている

本当に6時間なのだろうか?
関節が異常に疲れている、息が続かない、握力も不思議なほど落ちているように思える。そういえば、カンナのやつ、何度も老けてないか?と聞いてくる。
俺ってそんなに老けて見えるのか?と思っていたが、どうやら、カンナの勘は間違ってなかったようだ。
学生の頃、仲の良かった教授と他愛もない話を、酒を交わしながらしていたことがある。教授は「若さは財産だ」を口癖のように言っていたが、あの時も飲みながら何度も言ってたっけ。そうかと思えば、歳を重ねていくと起きることも、酒の勢いを借りていくつも話していたなぁ…

思い返してみたら、あの時の話、今の自分によく当てはまってるじゃないか…
そう考えると、俺の心は恐怖の渦に飲まれていった。
このまま森を彷徨っていたら、あと何時間で、俺はヨボヨボの爺さんになって、老衰で死んでしまうのだろうか?そうなる前に、カンナに頼んで妖術をかけてもらう必要があるのか?いや、オニにそんな力あったか?

俺は…
ここで

死ぬのか?



「おい!何ぼーっとしとるんじゃ!気を付けんと、お前、木に空まで持ち上げられそうになってるじゃないか!」
その一言で、俺は目が覚めた。あと一歩遅かったら、自力で降りれる高さを優に超えてしまうところだった。

「あそこに人間がおるぞ!助けてもらうのじゃ!」
そう言うと、カンナは大声でその人間に助けを求めた。敵かもしれない、という警戒心は全くなかったのだろうか?
しかし、そんな心配は余計だった。その人は、この世界でハンターとして生活しているという。そして、俺の姿を見て、異世界からやってきたものであることを、直ぐに見抜いた。
曰く、この世界は俺たちの世界よりも、遥かに速く時間が進んでいるそうだ。ハンター達は、調査隊からの手厚い援助と引き換えに、迷い込んでしまった人々の救済を買って出ているという。

かくして、俺たちはその後、3時間ほど歩いたところで、ハンターと別れた。
「もう大丈夫、あと3歩で、この森を抜けられる」
そう言って、ハンターはまた森の奥へ消えていった。

そして、残りの3歩を歩んで…




Room6:Forest of Illusion
SURVIVAL DIFFICULTY :
Class2 "Unsafe"
どこまでも続く森林が広がっています。このRoomは時間経過が通常の1000倍になっており、木々の成長だけでなく、自身の老化も早く進行していきます。森林は常に変化しているため、道に迷いやすくなっています。このRoomには、我々がよく知る野生動物が生息していますが、我々が認知している以上に狂暴化しており、熟練したサバイバルスキルを身に着けるか、まれに遭遇するハンターに手助けしてもらう必要があります。

Entrance
Room5で歩いて旅を続けることを決意するとRoom6に移動します
Room10.15の目隠しフェンスを突き破るとRoom6に移動します
Room : からランダムな確立でRoom6に移動します

Exit
約24マイル進むとRoom7に移動します
森へ入らずに引き返すとRoom124に移動します
急速に成長する木々に上空3000mまで持ち上げれるとRoom222.22に移動します