ありがとう。嬉しかったよ

何気なく、本当に何気なく声をかけて話ができる世の中になったのはいいことだなと思う。LINEや各種アプリのDMやメッセージでのやり取りは、話しかけるというハードルを少し下げてくれる。

突然想像していなかった人からLINEが来た。

いつでも話しかけることができる状況でありながら、数少ないながらもリスト化された私の友人や知人の中の一人としている彼。
おそらく彼もまた同じ状況にある、私という存在。

思い出して声をかけてくれた。
思い出してくれたことがありがたかった。
彼の中ではリストの一部ではなく、しっかりと自分という存在がいたんだと感じられて嬉しかったんだと思う。

あなたのこと忘れてないし、ちゃんと私の中にいるよって言ってくれている気がした。

話しかけるというハードルを下げてくれたなんて偉そうに言っている自分は、そのハードルすら越えられず置き去りにして、いつしかそうした大切な友人も置き去りにしてきたのかもしれないと思ったら、ギュッと切なくなった。

声かけずにいてごめん。
あなたも私の中にしっかり存在しているよ

本当は話したかったよ
本当は声かけたかったよ
本当は・・・

伝えたいことたくさんあるよ

何かあったら、必ず思い出す人だよ

今度はハードル越えるね

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