農業を始めて最初の困難

私が農業に関わり始めた頃、最初につまずいたのが、言葉です。

農業従事者が高齢化しているという話は、皆さん聞いたことがあるのではないかと思います。
これは、教えてくれる先生も、高齢の方が多いということです。
同年代との話なら、なんとなく言葉の使い方が同じで理解しやすいのですが、年代が違うと言い回しや、イントネーションが異なるため慣れが必要でした。
そこへ来て農業の専門用語が並ぶので、頭の中は???でいっぱいでした。

今回は面積についてのお話です。

農業者同士でよく使われるのが1畝(いっせ)、1反(いったん)、1町(いっちょう)という単位です。
一方役所などの書類では、1a(アール)、10a(アール)、1ha(ヘクタール)と書かれてあることが多いように思います。
あえて10a(アール)も書きましたが、1反と10aがだいたい同じで、北海道を除けば、これが基準となります。

例えば、収穫量を表すときなどに、反当(たんとう)と言います。
反当(たんあたり)とか、反別(たんべつ)といった表現もします。
これらは全て同じで、周りの人がどのような表現をしているのかで、私は分かり易い様に相手と同じ表現を使います。
2反の面積で、1,000kg採れたなら、反当500kg。
という感じ。

1畝≒1a
1反≒10a
1町≒1ha
100a=1ha

10a=1,000㎡

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