スーパーコンピューター富岳でも信用できない理由。

高性能なスパコンを使っても現実と同じ結果は出ない。

例えば自動車の空力。クレイで試作して風洞実験を繰り返す手法では時間もコストも多大。広島マツダは一世代前の京を使ってシミュレーション実績あり。

ただし、初期投資としてシミュレーションモデルを構築する必要がある。シミュレーション上で試行錯誤し決定稿を出し、クレイモデル試作。風洞実験でシミュレーション通りの結果が出て、初めて完成と言える。そのシミュレーションモデルを今後の車種開発に流用してコストダウンを図っているのだと思う。
※現にマツダ商品は製造技術水準に対する車両価格は、トヨタと比較してもコストパフォーマンスは高いと感じる。

マツダに限らず各メーカーには優秀なテストドライバーがいる。シミュレーション上ではライバルのドイツ車と同等なんだけど、現実の走行テストではドイツ車に劣っていた。よくある話だ。

シミュレーションモデルは現実と同じ結果が出てこそ。現実と向き合える人間が活用しないと世界一のスパコン富岳は役に立たない。

外でもマスク着用だとか、2メートル以上の間隔が必要だとか。
そのくせ国立競技場での一万人の観客動員の新規感染は限りなくゼロとか。
アホである。
前提条件を変えればシミュレーション結果は全然違ってくるし、あれは現実で同じ結果が出たかを検証していない。マスクさえ通過する極小ウイルスだから実際問題、検証不可能なんだと思われる。

極端に表現すれば、バカが富岳を使ったら、富岳の出す結果もアホ。
何事も冷静に自分の頭で考えないといけないな、と思った今日このごろ。

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