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【シティリーグ仙台ベスト8】ロケット団の鉱山コントロール

どうもみなさんこんにちは、TeamSingleStarの774です。

自分の紹介についてはこないだ書いた以下の記事をお読みください。

それはさておき、今回の2021シーズン初となるシティリーグですが、諦めずにコントロールデッキを使用してベスト8になることが出来ました。

いつも通り全編読めるので、良かったら最後まで読んでいただけると幸いです。
投げ銭して頂くと、おまけ程度に当日参加する前に自分で考えてた各マッチアップに対する考え方と山確認すべき札を記載しておいたので宜しければお願いします。
それでは本編行きましょう。

1.環境考察

CL横浜や地域性を考慮してこんな感じかなって考えてました


・三神ザシアン
・ムゲンダイナ
・小ズガ
・セキタンザン

・ルカメタザシアン
・マッドパーティ

・雷系統
・有象無象

当日の実際のデッキ分布も体感こんな感じでした。
雷系統が全く見なかったのが少し意外だったのと、ひのたまサーカスも思ったより少なかったです。セキタンザンは多かったですね、岩手近いからとかあるんですかね。

2.デッキ過程

鉱山コントロールを使おうと思ったきっかけがこのツイート

ジュジュハチが落ちてからコントロール系統で結果を残したものが出てきてちょっと面白そうだなあ、使ってみようと思いました。

2020/09/26

チーム練習でちょこっと使ったLO

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使った印象
良い点
・ペルシアンが強い
・ジラーチととりつかいの組み合わせがすごくいい
・ゴンベの逃げ0と特性が強い
悪い点
・相手がハンドを4枚で抑えられると辛い
・コイン依存度が割と高い
・エネルギーを割らないと簡単にサイド取られてしまう

強いは強いけど日本では使えないかなーとか思ってました。やはりペルシアンは強かったということと、ボスで相手の後ろのポケモンを永遠に呼んで入れ替え切れたら詰む動きは勉強になりました。
昔のフーパLO使っててヤミラミのそくばくでずっとカラマネロ縛ってるの思い出しました。そんくらい意外とガラル鉱山って強いんだなぁということは感じました。
次の日に仙台バトルスタジアムの自主公認イベントで試す機会があったので、このスカイサーカスLOでは無いドリュウズチラチーノコントロールを少しアレンジしたものを持っていくことにしました。

2020/09/27

午前、午後と2回試す機会があったのでとりあえず午前中回そうと思いました。

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戦績は以下の通り

5-2
・マルヤクデ 勝
・ピカチュウVmax 勝
・ピカチュウVmax 勝
・小ズガ 勝
・三神 負
・ピカチュウVmax 勝
・セキタンザン 負

意外と強いんじゃね?行けそうだなと感じました。ここから少し調整して午後も引き続き鉱山コントロールを使うことに

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午前にシルヴァディを使わなかったことや手帳の枚数増やしていいなぁと考慮してレシピを弄りました。
午後の戦績は以下

5-3
・超バレ 勝
・ピカチュウVmax 勝
・ピカチュウVmax 負
・ピカチュウVmax 勝
・セキタンザン 勝
・小ズガ 負
・三神 勝
・ピカチュウVmax 負

負け数は増えたけどこっちの方がしっくり来るし回しててストレスなさそうだなぁって感じてました。
あと持ち合わせにエネコロロ無かったからやらなかったけど、エネコロロ入りも試してみようと考えてました。
通しで1日このデッキを使った印象

・意外と簡単に詰み盤面を作れる
・クチート→ボスの指令でガラル鉱山に閉じ込める動きはとても強い
・逆に言うとクチート使って外れた時のストレスすごいし手札を見たいなあって感じた
・相手のサイドが4の時にリセスタからムサシとコジロウ+ホワイトホールで4枚ハンデスで手札を0に簡単に出来るが良い
・マーズを採用して良いなぁと思った

2020/10/3・2020/10/4

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エネコロロ入れたのと、クチートあるなら炎エネルギーを鋼エネルギーにして技宣言も視野にいれて良さそうと思いました。
その時は雷が割といると考えてたのできとうしで、クラハンや回収ネットを打ちやすくしてPJNOで使用したように、出来たらとか考えてました。それもあって博士の研究入れてみて回してました。

ジムバトルをこのレシピで出た戦績

マルヤクデ 勝
ルカメタザシアン 負
ルカメタザシアン 負
コンボインテレオン 負

アレ...?勝てんくね?
ここでちょっと心が揺らいでました。その日にCL横浜を観戦しながら練習していたこともあって、小ズガ優勝したしシティリーグは小ズガで出ようかなぁとか割とコントロールから逃げようかなとか考えてました。
デッキ回して思ったのは以下

・鋼エネルギーにしたけど技打たない。そこまでエネルギーが毎回貼れるわけじゃないし、クチートに手貼りしてる暇あったらヤレユータンにつけておいた方良さそう
・クチート出すとベンチスペースがそこまである訳じゃなくて、1-1とかになるからエネコロロである意味ない
・手札にワンダーラビリンスあると博士の研究が打ちづらいし、安直に貼って剥がせないと自分でしんどい

コントロールで出たい感情もあったし、ただ上手く行かなかったりして負けた時にどうしようとか色んなこと考えてて当時頭の中はぐちゃぐちゃでした。

2020/10/06

その日衝撃を受けました。

海外でコントロールデッキが優勝した報告を見た時に、ジュジュハチも無くてヤレユータンも無くても信念を貫き通して使っている人がいる。そして勝ってる。日本でコントロールデッキを自分が使わなくて誰が使うんだ、そう心に決めた時吹っ切れたというか、覚悟を決めました。

急いでCLの結果を元に以前のリストを変更しました。

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大分シティリーグで使用したものに近づいてきました。
変更したものについて

・アローラベトベトン
超越を決めてから相手の山を削る速度を上げたかったこと、元々有利ではあるが、小ズガが優勝したことも考慮しいれました。普通に中盤で打っても強いし、大体のデッキに対して刺さるからいいかなと思いました。
・フリージオ
セキタンザンのリストを見てて思ったよりマオスイの枚数が少なく、これなら後ろのポケモンを縛って手札が溜まってきたらペルシアンで削ぎ落とそうと考えました。
その他にもマッドパーティ対して、攻撃されないポケモンを呼んできて使ったら良さそう。エネルギー貼って逃げてくれるなら実質エネルギー破壊になると考えました。
・ペルシアン
上記でも話していますが、フリージオのセットでも良いし相手の手札が溜まってきた時に使うとぐっと勝率が上がると考えました。
・フリーザー
フリージオの技を使いたいなら必然的にエネルギーの色は水になり、それならはフリーザも当然入るなという感じで入れました。実際超越する時にすごく強いし緊急で使っても良いので。
・メイ
フリーザーやフリージオを1枚で起動出来ることと、序盤の盤面形成でも役に立つことから採用してみました。
・シロナ&カトレア
エネコロロを採用しないことにしたので、サポートの回収の意味合いとシンプルに縦引き3枚が強いので入れました。
・シロナ
博士の研究でプリズムスターを切るのがストレスであったことを考慮し、1枚引く枚数は少ないですが、守るためにもシロナに変更しました。あとは自分の山切れ防げたりも出来ますし。

何はともあれ実践あるのみとその日はマッドパーティと対戦しました。
フリージオで壊滅できましたね。ハンドを削ぎ落とすし、エネも無くなるしで強かったです。ただ、フリージオが他の対面で使うかなあとか思ってました。
次の日にジムバトルあったのでそこでフリージオの採用を検討することにしました。

2020/10/07

対戦レポートを以下に

・小ズガ 勝
対戦相手の方がコントロール系統と対戦するのが初めてだったのか、そこまで嫌な動きはされずにいたのでサクッと超越出来ました。
山札は割とありましたが毎ターンいかものぐいを使っていて平均3枚はトラッシュ出来たのでゲームスピードは早かったです。
時間的には15分くらいで終わりました。
・コンボインテレオン 負
前負けた方と同じ、ヤレユータンが山札に1枚しかなく釣竿もない状態でリソース回復出来ないなあって思っていたので、うまくヤレユータンが倒されないように立ち回ろうと考えていましたが突然のローズでヤレユータンが倒されてそのまま負けました。
以前対戦していたこともあり、縛られるから他のポケモンを出さなかったとお話していました。実際に出されたのはインテレオン2体だけで、他のHPが低いポケモンが出ていたのならばフリーザで倒してサイドからヤレユータンか釣竿を取ってくるプランもあったのかなあとその時に考えていました。
・ムゲンダイナ 時間切れ
対戦相手のご好意で終わったあとも少し続けさせてもらいましたが、あと1~2分あれば終わっていたので、もっと自分のプレイを早くすれば良かった。早く詰ませるようにしようと反省。無人発電所が張っているのを忘れてフリーザーGXが起動できなかったのも負けにつながったのかなと考えてました。

1日使ってフリージオを一切使いませんでした。
サイドに落ちていたからとか、手札になかなか来なかった訳でもなくてただ単純に使いませんでした。
手札に来て使えるの場面はありましたが、自分で使わない選択をしていました。
こうなると、セキタンザンとマッドパーティに対して別のアプローチを考えなくてはと至りましたが、次の日も練習できるし仕事もあるし就寝

2020/10/08

その日は鉱山で労働するはずが、何故か仕事場で労働。
なぜ私は残業をしているか、鉱山に居ないのか...
その時のチームLINE

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鉱山病ってワードが面白かった。
それはさておき、別のアプローチを考えるためにセキタンザンのふんかだんを耐えるポケモンを探しました。
条件としてはHPが140以上か闘抵抗込みで耐えれるたねポケモン。とりあえずディアンシーとか格闘道場は考えないことに。
そんなやつそうそういないよなぁと最初は回収ネットで何度も使えるGX・V以外を探していましたが、そんな好条件は存在せずGX・Vでいるかなぁって探していたらいたのです。
ヤツが、、、そう、ソーナンス

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割と革命だと思いました、副産物もあったし。

・セキタンザン
ふんかだん耐える。なんならサイド差が生まれてない時の格闘道場+ディアンシー+ガラルネギガナイトのフォールスターも耐える。
キョダイガンセキ以外は対応可能
・マッドパーティ
マッドパーティ側がソーナンスVを倒すためには、トラッシュにマッドパーティを11枚落とす必要がある。そんなことするには山を掘らざるを得ない、山札切れが近くなる。

セキタンザンを見ようとしていたら、同時にマッドパーティも見れるようになっていて偶然の産物にしてはフリージオに変わるカードでした。さらにタフネスマントを付けることによってマッドパーティに対して要求値を上げれることに気づき、タフネスソーナンスというマッドパーティ許さないマン参上しました。

そうして完成したデッキがこちら

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変更したものとして

・ニャース
アローラベトベトンよりニャース入れた方がペルシアンにしやすいし、アロベトよりはペルシアンの方が優先度高いと考えていたので変えました。
・シロナ&カトレア
ソーナンスや他の解決札等に早く触りたいと感じたことがあったので、手帳を1枚変更しました。
・キャプチャーエネルギー
ソーナンスが技打ちやすくなるために、エネルギーを増やしたかったこと、単純にクイボで手札を切りたくないなって思っていたので変更しました。

以上がシティリーグに出るまでの過程です。
普段デッキを作り上げる時もこのような感じです。
当たり前ですが、使わないカードを採用してしまっては弱くなってしまいます。グラジオもないこの環境で戦っていくためには60枚全てに意味があるものにしなくてはなりません。
だからこそ、毎回練習する時に思ったことは振り返り、採用カードや枚数を変更する必要があります。このカードあんまり使わなかったなぁとか、使ってみていまいちしっくり来ないななど。
5戦やって使ってないカードがあった時、それはほんとにこのデッキに意味があるのか考えますね。コントロールデッキにおいて1枚の採用が違うだけでも全然勝率は変わってくると思います。
逆に言うと環境に合わせられるのがコントロールデッキの良いところだと思います。
例えば、環境からマッドパーティとセキタンザンがいなくなったら必然的にソーナンスVの採用価値は低くなります。そうなったら他の環境にいるデッキのメタカードを入れるとか、採用枚数を厚くしたいとか調整がしやすいです。そこがコントロールデッキを使う上での楽しいところでもあります。

3.各カードの採用理由

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さきほども記述したように、60枚全てに意味があると思っています。今回は全ての意味をお伝え出来ればと思います。

【ポケモン】

・チラーミィ、チラチーノ 3-3
以前は4-4ラインじゃないと引けないし、回らない。サイドに落ちたらどうするんだという先入観がありました。
しかし、海外でのチラチーノコントロールで3-3は割とありました。自分も試してみると意外と回る、この2枚の枠を他に使用出来ると考えると大分構築を改良することが出来ます。
枠の都合上3-3ラインではなく、他のカードを生かすための3-3ラインなのです。そう思ってます。
・ヤレユータン 2
基本的にゲームで使用するのは1枚~2枚。
中盤で使用した時にそのまま生き残れば1枚しか使いません。3枚で使っていた時は安心感は凄いあるが、盤面に1枚手札に2枚あるときは過剰だなと感じました。
・ニャース、ペルシアン 1-1
デッキ過程でも記述しましたが、アローラベトベトンとペルシアンの優先度を考えた時にペルシアンの方が高いので、ニャースとメタモンの2枚体制で実質2-1ラインにしています。
ペルシアンはルカメタ戦でとても役に立ちます。相手はシロナ&カトレアやふとうのつるぎで縦引きをすることが多々あり、そこを狙って削ぎ落とそすのがとても強いです。
ハンデスする時にふとうのつるぎが厄介になってくるのですが、ペルシアンが居るとザシアンに対して圧をかけられます。そこが強いです。
・アローラベトベトン 1
相手の山札が厚いときに山札を削ろうとするとジュジュベ&ハチクマンが無いため、時間がとてもかかります。
そこでこのアローラベトベトンを使うと山にあるグッズをどんどん落としてくれます。そうすると相手の山札から必然的に入れ替え系統が無くなり、鉱山ロックがしやすくなります。
終盤に相手が入れ替え引いたら勝ちみたいな場面でも役に立ちます。
・メタモン◇
進化するポケモンが3種類いるためどのポケモンに進化していいように採用しています。チラチーノは実質4-3、ペルシアンは2-1など様々な役割が生まれてくるため試合中の何に進化するかというのは重要になってきます。
あとは、簡単に倒されるタイミングで出さないということを意識しています。ムゲンダイナだと、かんしゃくヘッド4回あるいは、ボスで呼ばれてかんしゃくヘッド+パワーアクセルなどで倒されてしまうので脆いのです。
・ジラーチ 2
デッキの潤滑油です。普通のデッキでも盤面を形成したり欲しいトレーナーズを触りたい時に使えるので、コントロールデッキでも使えます。最初はジラーチをコントロールデッキに使うのか?という印象でしたが、使ってみると強かったです。強かった点としては、
マリィで山の下に送られたカードをねがいぼしで1度山をシャッフルし、やりくりやドローサポートで引く可能性が産まれてくるということ。
最初のドロー、やりくり×2、ドロサポ、ねがいぼしで山上から13枚見れるので使いたいグッズに触りやすいこと。
この2点がジラーチの強みだと思います。単純に序盤にクイックボールや、ドローサポートを持ってきて打つ動きも強いし、このデッキは技を打たないターンが多いのでジラーチを前にステイさせても問題ないので今後のコントロールデッキにはジラーチは必須と言ってもいいと考えています。
・マタドガス 2
ムサシとコジロウとあわせることで相手の手札を追加で1~2枚トラッシュできます。ムサシとコジロウで最大枚数捨てさせたいので2枚採用しています。
ムサシとコジロウの手札トラッシュの順番は、相手の次に自分なので相手がまず考えます。自分はマタドガス捨てるからどの道全部捨てるんだけどなぁと思っています。そのためこの時間がすこしもったいないなぁと感じますが、『マタドガストラッシュでもう2枚捨ててください』と決まった時が、1番生を実感します。
・ソーナンスV
デッキ過程でも記述したようにマッドパーティとセキタンザンに対しての対策として入れました。いるだけで、抑圧できるので良いです。
・フリーザーGX
チラチーノエネコロロコントロールでも使用したこともあり、強さは分かっていたためフリージオが抜けた今でも採用はしています。
単純に1エネで相手のエネルギーを全て破壊できるのと、一応殴れるのが良い点ですね。
・ザシアンV 2
ふとうのつるぎが強いです。ソードシールド環境において、LOデッキであるならば入れたほうが良いカード。散々お世話になっています。
1枚だとサイドに落ちが懸念、3枚だと過剰で手札に来ても困る。2枚がちょうど良いバランスでした。

【グッズ】

・クイックボール 3
クイックボールは4枚からなんて聞くかもしれないけど、山を見てない中でクイックボールで切れるカードは限られてるし、そもそも手札を切りたくないことから3枚にしました。
手札から出して特性使うのフリーザーだけだし、エネルギー増やせるしでキャプチャー積んだので減りました。
・ポケモン通信 2
最初は3枚だったけど他のカードを生かしたいと思い2枚になりました。別のカードを増やしたい場合は多分ここの枚数が減ります。
・クラッシュハンマー 4
枚数Max当然です。コインに頼ってしまいますが、エネ破壊する最強のカード。
・回収ネット2
ジラーチを戻したり、いかものぐいを回収したりなど使い勝手が良いカードです。エネコロロコントロールほど使わないので3枚から2枚に減らしてます。
・タフネスマント
ソーナンスVと組み合わせることで耐久値が上がります。
タフネスソーナンスをマッドパーティ側が倒すのに14枚トラッシュしなければならないので、その時には山が薄いしもしもサイドに2枚落ちていたら倒されませんね。
リスキーにはなるのですが、オルタージェネシス込みのザシアンのブレイブキャリバー、ディアンシー格闘道場キョダイガンセキも耐えるようになります。
・ふつうのつりざお
2枚ではなく1枚にしたのは、1枚でも回せると判断したからです。サイドに埋まっていたとしてもヤレユータンが2枚あれば問題ないので減らしています。
1枚にしたので、どれを切ってよいかの判断は大事になってきますが、2枚採用していた時に1枚は使うけど1枚はずっと手札にあるなぁとあまり活用出来ていなかったのでその枠は別に使った方が強いと考えました。
・リセットスタンプ 2
サイド落ちケアも勿論あるのですが、ゲーム中1ターンに2回打ったり何回も使いたいためここは2枚にしています。
相手の手札が0で、残りサイドが4枚の時にリセスタ→ムサシとコジロウ+ホワイトホールで4枚トラッシュと擬似的なジュジュベ&ハチクマンのような動きもするのでリセットスタンプは増えています。どれだけジュジュベ&ハチクマンが強かったかとても実感しました。
・ザクザクピッケル 2
サイド落ちケアという意味合いと、1回目のザクザクピッケルで3枚見た時に全部引いて欲しくないカードであった場合、2回目のザクザクピッケルを使いたいという場面の為に2枚にしています。経験上そのような場面はありました。
・ともだちてちょう
デッキ過程で記述したように、もともと2枚でしたが1枚シロナ&カトレアになっています。
だからといって無くて良いカードではなく、終盤にトラッシュにあるサポートが欲しいがシロナ&カトレアやリソースマネジメントは打てないなんて状況下では欲しいです。
シンプルにとりつかいをもどして入れ替え札を回収するというのも良いです。

【サポート】


・ボスの指令 2
後ろのポケモン呼んできて縛る・倒す・エネルギーを破壊するなど様々用途で使えます。
あなたの入れ替えは有限だけどこっちのボスは無限だぞと、(永遠に)鉱山で働かせましょう。
・シロナ&カトレア 2
エネコロロが居ないことからサポートを直接手札に戻せるカードがないので採用しています。あとシンプルに3ドローも強いのです。
とにかく縦引きをしたいのです。
・ムサシとコジロウ 2
ジュジュベ&ハチクマンが居なくなったことによる実質山札破壊カード。手札を無くすことは間接的に山札を減らすことにつながります。
ムサシとコジロウの効果はあくまで相手からなのでそこは注意しましょう。後々言われても厄介ですし、お互い気持ちよくプレイしたいです。まあだいたいリセスタムサコジされたら相手もなくなるんだろうなあとか思ってそうですけどね。
・マーズ
中盤のドローサポートとしても使えるし、終盤の超越した後のタイミングでも使います。
超越したらリソースマネジメントで上からマーズ、ザクピ、好きなカードにして自分の番になったら、マーズ、ザクピ使ってループに入りましょう。1ターン10秒もかかりません。マーズを使う時に注意するのは『自分の山札を2枚引く。その後、相手の手札からオモテを見ないで、1枚トラッシュする。』という効果なので山札を引けないと使えないことは注意しましょう。リソースマネジメントで1番上にするのもそういうことです。
・メイ
様々な場面で使うカードです。チラチーノが立っていないときにはチラチーノを立てることや、ペルシアンやフリーザーをすぐ起動出来るのも良いところです。
マチスと合わせたりすることも多いです。確定でリセットスタンプに触れるので手札にムサシとコジロウなどがあれば組み合わせることも可能です。
・シロナ
プリズムスターを採用しているため守りつつ手札を増やしたかったり、このデッキはグッズが多いので博士の研究でなかなか切れないグッズも多いので博士の研究ではなくシロナでした。
・エール団のしたっぱ
三神ザシアンやムゲンダイナのような手張りデッキに対して有効札です。
ペルシアンと合わせて擬似的なプルメリなんてことも出来ます。
・ザオボー
特殊エネルギーは、どのデッキにも入っているカードなので1枚で確定破壊を出来るのは強いです。
風船やエスケープボードも割る役割もしてます。
・マチスの作戦 2
1枚採用は少なく、3枚は過剰なのでザシアンV同様2枚です。序盤クイックボールや、やりくりで切りやすいカードですね。だからといって後々回収しておかないと上手く活用できないので、注意しましょう。
・とりつかい 2
とにかく縦引きがつよいし、入れ替え効果も付いてるのが強いです。
ジラーチの所でも触れていましたが、最初のドロー→やりくり×2→ジラーチをベンチに出してとりつかい→ジラーチねがいぼしで、上から13枚見れるのは強いですね。
このデッキに入れ替え札はこれしかないので自分が縛られて詰まないようにしましょう。

【スタジアム】

・ガラル鉱山
相手をボスの指令で呼んできて縛れるポケモンを縛ってしまいましょう。
永久就職先を提案してあげましょう。労働は素晴らしい。
・ワンダーラビリンス
リソースマネジメントを開始した次のターンに貼ったりして超越するとそうそう返されないので良い。万が一ヤレユータンが倒された時に困るからスタジアムを保持しておくと安心
序盤・中盤辺りでこちらが技宣言をしない、尚且つ相手の周りが悪かったりスタジアムが無さそうな時に貼って時間を稼いだりできると強いと思います。中盤でフリーザが起動出来ないなんてことが起きないように注意

【エネルギー】

・キャプチャーエネルギー 2
エネルギーが増やせること、ベンチ展開をしやすくなることから採用しています。ソーナンスに貼りつつ、ニャースやメタモンなんて準備もしたりしました。
・リサイクルエネルギー
ヤレユータン、ペルシアンなど共有できてトラッシュしないためつりざおを使わなくても済むのでチラチーノコントロールには採用したいカードですね。
・基本水エネルギー 2
基本エネルギーはコントロールデッキでも採用カードによって変わると思います。
それこそ、ドリュウズなら必然的に闘エネになるしマルヤクデを採用するから炎だったりと変わります。
今回はフリーザーを採用していたので水になりました。水エネルギーが2枚採用なので、サイド落ちしなければフリーザーで相手ポケモンを倒すこともできます。

【不採用カード】

出すと無限に出てくるので一部紹介します

・リーリエのピッピ人形
セキタンザンやマッドパーティの時に使っていたカードであったが、ソーナンスVの採用により抜けました。61枚目のカードだと思っています。
・エネコロロ
ジュジュベ&ハチクマンが無いためベンチにいるV・GXが取り除けない。そのためベンチスペースがそこまでないことから採用しませんでした。
・無人発電所
ゼラオラ流行るならこっちでもいい気がしていたが、雷が少ない環境なのでそんなに意識しなくて良いと判断。
自分のフリーザーGXを潰してしまう可能性もある

【オシャレポイント】

このデッキは『ムサシとコジロウ、ニャース、ソーナンス、マタドガス』と『サカキとペルシアン』でロケット団になっていることです。
ただそれだけなんですけど、ロケット団が鉱山で働いてるイメージ的な?

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ちょっとした小ネタなんですけど、ホワイトホールのマタドガスって海外だとSurrender now(今すぐ降伏する)っていう特性名だそうです。
これ使ったら降伏してねって言うメッセージなのか自分が降伏するのかどっちなんですかね?

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4.当日のマッチアップ

2020/10/10のシティリーグ泉での対戦レポートを以下に記します。

1戦目 ムゲンダイナVmax 負
初手の手札にヤレユータンとチラチーノ。
割と良い手札だなと思っていたけど、ボールもドロサポもポケモンもエネルギーも何も引かなかった。4ターンくらい貰ったけど何も引けずにたね切れで負けました。
予選で負けた相手の方が全勝で上がってくれたおかげでオポで決勝トーナメントに上がりました。
マジ感謝🙏

2戦目 マッドパーティ 勝
自分がコントロールデッキということもあり、相手は山を掘る速度をそこまで早くせずに立ち回ってきました。
ゆっくりされたので、こちらは盤面を簡単に作れた。タフネスマントはサイドに落ちていたものの、ソーナンスはあったため前に出すと相手は殴れない。
そのあとはムサコジハンデスしていくと、マーシャドーが落ちたのを確認できたのでワンラビ貼って完全に止めて、そのあとは投了してもらいました。

3戦目 ムゲンダイナ 勝
山確認した所ヤレユータンがサイドに2枚で埋まってました。結構焦ってましたが、山に水エネルギー2枚とフリーザーがあることが確認できたのでフリーザーでサイドを取ってヤレユータンを拾ってくるプランに移行。
ムゲンダイナはエネルギー破壊で止まることからサイドを1~2枚、頑張って3枚は取れるかなと思いながらプレイしてました。
ベンチのチラチーノに水エネルギーを貼りつつ盤面形成、相手の手札が多い時にペルシアンで手札を確認、次のターンに動けないように相手の手札調整を数ターン行い。戒めフーパが出てきたところをフリーザーで倒す。サイドを1枚めくった時にヤレユータン登場。
そこからは超越プランに移行して、そのまま勝ち。
とてもヒヤヒヤしていたけど、サイドを取るプランを頭の中に入れていたのが良かった。

4戦目 三神ザシアン 勝
オルジェネ言ってきた三神のエネルギーをザオボーとクラッシュハンマーで0にするが、戒めフーパで1エネで動いてくる。
エネルギーを割りつつ後ろでペルシアンを育てようとしたが、相手もすかさず狙ってくる。
ニャースとチラチーノを取られたことで相手のサイドが残り2枚になったので三神を前に縛りリセットスタンプ連打、クラハン連打で何とか凌ぐ。
いかものぐいで相手の入れ替え3枚落としたことにより三神が逃げれなくなりそのまま勝ち。
三神ザシアンとの試合はなかなか駆け引きのある良い試合だった。

5戦目 ルカメタザシアン
クラハン連打してました。
ザシアンのふとうのつるぎで2エネつくなどありましたが、ザシアンにフリーザーのGX技をぶつけてエネルギー破壊。
相手はベンチのザマゼンタを育てることにしていて、手札が増えていたのでペルシアンで手札のエネルギー、ドローサポート等を削ぎ落とした。
山にはエネルギー残っておらずそのまま投了

結果4-1で予選4位通過できました。

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決勝トーナメント1回戦 三神ザシアン 負
相手のエネルギーのつき具合もそこまで良くなく、自身のペルシアンも上手く刺さり良いゲーム展開へ。
しかし、相手の手札を0にした時にザクザクピッケルを使い忘れるクリティカルなミス。
やったなぁって思った相手のトップがワタシラガ。ハッピーマッチ、マリィでヤレユータンが倒させる事態に。緊急のフリーザーGXで対応したものの手張り付け替えでフリーザーも倒される。
そこで戦いは終わりました。
思い返せばザクザクピッケルのところが1番良くなかったのと、クラッシュハンマーが体感7割くらい裏だった。
まだまだ精進が必要だなと感じた1戦でした。相手の方も上手くてエネルギーを分散して貼ってたりとフリーザーGXを警戒していたのかなあとか思ってました。

そんなこんなで結果はベスト8と去年と同じ決勝トーナメント1没でした。

5.時間のお話

割と気になっている人もいると思うどうやって時間内に収めるかのお話
以下の4つに分けて紹介しようと思います

・サプライ
・採用レアリティ
・プレイ速度
・シャッフル

あくまでここから先は個人の意見ですので、ご了承ください。しかし、自分はこれでほぼ時間内に対戦が終わっています。

【サプライ】
まずはここからはじまっていると思います。
コントロールデッキを握る上で公式スリーブのみの使用はお勧め出来ません。
理由としては
・湿度や連戦でスリーブとスリーブがペタペタになりカードを探す時に時間がかかる。
・ファローシャッフルがしずらい。
この2つです。デッキを確認する時間や、サーチする時に時間がかかるのはよくありません。シャッフルも同じです。
ですので、公式スリーブが使いたい場合はオーバースリーブを使いましょう。手に余るかもしれませんがその方が良いです。
オーバースリーブのオススメとしては
・ザラスリ
・エンボス&クリア
この2つがシャッフルのしやすさや触り心地的に好きです。

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自分がオススメしたいスリーブの組み合わせはKATANA+カドまるインナースリーブです。
昔からKATANAスリーブを使っていたこともあり、手にすごく馴染んでいます。以前KATANAスリーブで、RRのカードが上に出てくるという事件があった時からインナースリーブも併用してます。
良さとしては、
・ファローシャッフルがしやすい。
・カードとカードがくっつかない。
・オーバースリーブではないため手に収まる。
こんな感じですね。インナースリーブは横入れタイプをオススメします。入れやすい。

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KATANAスリーブもカドまるインナースリーブもシングルスターで入手出来るので仙台駅前に寄った際には行きましょう。
このデッキはクラッシュハンマーやジラーチのポケモンチェックでコインを投げる動作を沢山します。コインを毎回投げては時間がかかってしまいます。
そこで、オススメしたいのが公式から発売されているこのピカチュウサイコロ

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簡単に投げれるので楽です。
次にダメージカウンターですね。
そこまでやるの!?って感じかもしれませんが少しでもタイムを縮めるためには全てのことをやろうと思ってます。
オススメはサイコロを使用するのがいいと思います。アクリルダメカンであると、40ダメージを受けた時に4つダメカンを置かなければなりません。しかし、サイコロならば1つで解決します。
この2つの時間の差は少ないものかもしれませんが、小さな時間の積み重ねを軽視した結果時間切れなんてことが起きる訳にはいかないのです。

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【採用レアリティ】
正直ここは金銭面に関係するので余裕のある方が行うのがいいと思います。
レアリティは視認性の話です。サポートやグッズはSR(UR)とノーマルで見やすさが違うと自分は思っています。
ピン刺しのグッズやゲームで重要なグッズは光らせました。エネルギーも同じです。逆クイックボールやポケモン通信など、山確認でそこまで重要ではないカードは光らせていません。
あくまで体感ですが、光らせた場合とそうではない場合とでは山確認のしやすさが全然違いました。
全部光らせるくらいには出来ないとしても、せめてつりざおくらい光らせてもいいんじゃないでしょうか?1000円ちょいとそこまで高価ではなく割と重要なカードなので見つけやすいです。
逆に1枚だけ光らせたらサイド落ちしてるかすぐ分かりますね。
GX・VはSRにして分かりやすくしました。ザシアンをURにしてしまうとグッズと同じ色になってしまうのでSRだったりします。

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【プレイ速度】
ここは練習あるのみですが、慣れてくれば自然と早くなってきます。技のダメージを計算しなくても良いし、残りサイドとりきるのに誰を倒そうとか。
簡単な話チラチーノのやりくりで何を切るか、このターンに使う時サポートは何か、相手のエネルギーや動きはどうなのかそれくらいなので簡単にターンを返せます。
早い時は10秒以内に終わると思います。周りの方々からもそんくらいだと言われました。
何を切って何を切ってはいけないか分かるようになってきたら自然に早くなるはずです。
コントロールデッキを使う以上序盤は相手に時間を上げてます。実際チラチーノ立ててクラハン打ってなのでそこまで時間はかからないでしょう。相手を詰ませることが出来ればあとはこっちのもんです。時間内に勝てるようにしましょう。
判断を早くして、相手のプレイ速度がどうであれ自分のターンを短くする。相手に15分くらいの時間をあげて、自分は10分以内にプレイするように心がければ問題ないです。
実際相手からしたら急に変なデッキがやって来て、どう戦えばいいか分からないし時間を使ってしまうのは当たり前です。
【シャッフル】
この情勢の中使っては行けないランキングに確実に入賞するザクザクピッケルといかものぐい。この2つをどのような感じで使ったかお教えします。

・ザクザクピッケル
『山の上から3枚を自分にだけ見えるように見せてください』そう相手の方に頼みます。
次に見せてもらったら指さしをしながら『○○(左・真ん中・右)のカードを1番上にして残りのカードは山札にもどしてシャッフルしてください』こんな感じで頼んでました。
1番最初に丁寧に説明するとあとは、相手の方もだんだん慣れてきてくれるので時間も実はそこまでかかりません。
・いかものぐい
『山上から6枚を1枚ずつ自分に見せてください。グッズだったらトラッシュと言うのでそのカードをトラッシュしてください』と伝えます。
ザクザクピッケルと同様に1度行うと次から相手の方も慣れてくるので問題ないのです。
万が一、6枚1度に見せてもらった場合は指さしながら『○○(右・左)から何番目と何番目...をトラッシュしてください』と伝えれば良いでしょう。

普段のゲームでのシャッフルは山3つ分けにしていました。
ストップコールよりも確実にシャッフルが出来ること、お互い不正だのなんだの余計なことを考えなくていいことを考慮した時にこっちの方が良い結論に至りました。
実際山3つ分けのほうが早かったりします。
気持ちよくプレーしたいから尚更ですね。

6.おわりに

ここまで読んでくださった方ありがとうございました。
正直な話をするとここまで詳しく書きましたが自分にメリットはそんなにありません。
対策されるし、考えを知られるし。
それでも自分が書く理由は、海外で発信された希望を自分が受け取ったように、日本の諦めていたコントロールが好きな人達にまた使ってもらおう。希望を持って欲しい。また盛り上がって欲しいという願いがあってここまで来ました。
そして初めてコントロールという存在を知った方や、サイドを取らないまともに戦わないデッキは悪だ、存在してはいけないなんて思っている方にも使ってみよう学んでみようとしてくれるよう願っています。
今回このデッキのテーマは

百折不撓

でした。負けても挫けず、志を曲げずに頑張っていこう。そんなスタートでした。

2021シーズン始まったばかりで、不安も多い中ここまで来れたのはチームメンバーを始め、海外から情報を発信していただいたやるとむさん。希望を与えてくれたSanderさんに最大の敬意と感謝の意を表します。
本当にありがとうございました。
いつB落ちするか分かりませんが、こうして公式大会でヤレユータンを使えたことを誇りに思います。

画像18

以下のおまけは、投げ銭をしていた方にお見せする簡単な各マッチアップに対する考え方と山確認すべき札を記載しているので興味がある方は是非お願いします。

おまけ

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