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僕は、この空間が、大好きだ。【THE IDOLM@STER SHINY COLORS 6thLIVE TOUR Come and Unite! Fantastic Fireworks Day1&2 ライブレポ】

お世話になっております。のなめです。

今回は、先日Kアリーナ横浜にて開催された「THE IDOLM@STER SHINY COLORS 6thLIVE TOUR Come and Unite! Fantastic Fireworks」の現地鑑賞の感想を書いていきたいと思います。

両日ともボリューム満点でとてもじゃないけど全部は書ききれないので、いくつかピックアップしながら書いていきます。メインのソースが自身の記憶なので、多少の間違いはご容赦ください。また、私がシャニP歴1年未満の新参者ですので、持っている情報に偏りがあることもご容赦ください。



Day1


Kアリーナを利用するのは今回が初めてでしたが、とにかく広い!
この日は運よくアリーナ席の花道の角付近に席が用意されたのですが、天井が高くて、それでいてLEVEL7の最上段まで視認できるほどきれいな座席の作りになっていて感動しました。トイレは主にLEVEL4のところを利用してましたが、思ったより広くて快適でした。アリーナに続くLEVEL1への階段は結構段数があって「結構潜るんだな…」と思ったりもしました。

大阪は配信での応援だったので、シャニ単独は5.5th以来、実に半年ぶり。大阪の狂ったセットリストを思い出して悲喜こもごもになりながら開演を迎えます。


283体操

大阪ではシャイニーエクササイズだったデビ太郎お通し枠。
軽い体操ではあったものの座席が詰め詰めで思うようには動けず、身体の代わりにペンライトを動かしてました。

なぜか泣きました。なんで?ピアノの泣きメロに刺激されたのかな?


Overture

これが流れるといよいよだなっていう感じがします。
大阪と同じかと思いきや、今回は打ち上げ花火が咲き誇る華やかな演出。実際にリアルの火花も飛んでたりと、最新設備のポテンシャルを見せつけられます。
ここでも泣きました。泣きすぎだ。でも開演前が一番気持ちが高まるので仕方ないともいえる。


Spread the Wings!!

座席パワーでいきなり顔面を殴られる事件。
ちっっっっっっか!!!!!!!!!!!!!!
場所的にはにちか役の紫月さんが最も近かったんですが、フォービドゥンシンシアリのストーンの反射がダンスとマッチしていてとても美しかったことを覚えています。顔の輪郭まではっきり視認できる距離の席は初めてで、動揺を隠すために思いっきりコールしてました。


Imitation Ghost

特に印象深いのは間奏のときのあさひの煽り。いつものトーンからギュンッとステージのゾーンに入っていくときのあの重力、そしてあの咆哮ですよ。もうブチ上がらないわけがない。会場すべての空気を一変させてしまう、あさひの才能を垣間見ることができた瞬間です。バケモノってああいう子のことを言うんだな…

Hide & Attack

3チーム対抗戦パート横浜Ver.のトップバッター。
おそらくは会場でこの日1番の悲鳴が出ていたんじゃないかと思います。実際に自分もうわぁ……という声が漏れちゃいました。
Team Solのメンバーが織りなすストレイライト。そしてそのセンターが黛冬優子その人であること。チームプレーでありながら誰が一番この曲にふさわしいかを見せつけるようなパフォーマンスを見せてくれました。個人的には異次元フェスでTracing Defenderを引っ張った和泉愛依を重ねて見ていました。

この曲はとにかくUO折る人が多いので、落ちサビの瞬間に異次元フェスみたいな一面オレンジの景色がスタンドに広がってました。すごかったです。


Fashionable

センターステージを挟んだ花道上で踊るFashionable。
幸運にも円香・美琴コンビの目の前でしたが、特殊イントロから花道上でポジションにつく瞬間がもう恐ろしい。特にこの曲はイントロの手をつなぐシーンがすごすぎて、言葉にできない感情がずっと渦巻いている状態でした。自分は何を見させられている……??
持ち曲でstellaの中でも抜群にキレていた山根さん、円香らしく控えめな動きでありながら要所を抑える土屋さんの動きのコントラストが美しかったです。

ONE STAR

PRオファーで担当(和泉愛依)出演曲。
モニターの演出がバチクソにカッコいい。でもって果穂がめちゃくちゃキマっていた。あんな顔もできるんだね…
間奏の愛依の上段回し蹴り、もう本職が何なのかわからん!(誉め言葉)
いつも北原さんのダンスのキレには驚かされます。もうなんか、すごいよね。

GOTCHA

G・O・T・C・H・A!
初日のPRオファーゾーンのトリ。ラップが生でも全員上手い!
赤と黄色のペンライトがバウンスする光景はもはやライブハウス。ノリノリの雰囲気に全身が思わず跳ねてしまうような気持ちでした。この曲はとにかくステージの3人がめちゃくちゃ楽しそうに歌うので、自分もニコニコしっぱなしで表情筋が痛くなったのが思い出です。でも本人たちが楽しいのでOKです。


星の声

アンコール前のフィナーレ。この曲だけは両日通しての感想とします。
もう何もかも最高。歌唱、演出のすべてがこの祭りの集大成にふさわしい。
紙吹雪がレーザーの光を乱反射させて、頭上に虹色の光を映し出す演出が曲の終わりの余韻と相まってロマンチックな光景でした。あれもKアリーナの設備のなせる技。
シャニソンも半年経って、星の声以外6曲リリースしています。そのどれもがいい曲です。ちょっとでも気になったら聞きこんでほしい曲ばかりです。


Day2


2日目はもう語ることは一つしかありません。

和泉愛依によるDJパートです。

Team.LunaのDye the sky.を終え、DJ台に向かうシルエットが愛依だと分かった瞬間に、電流が走ったような感覚がありました。正直なところ、候補には上がっていたもののどんなステージを魅せるのか、見当がつかなかったのです。

担当が主役のステージを生で感じることができる高揚感と、これから披露されるものへの不安が入り混じった不思議な感情を抱きながら、ステージが始まるのを待っていました。

そして愛依サマがライトを浴び、DJパートのスタートです。この時ふとスタンドを見たときに、スタンド最上段までピンクの光の海ができていたことを覚えています。
和泉愛依役の北原沙弥香さんは、ストレイライトのステージの際にピンクの光が少ない、そのことがとても悔しい、だからもっと増えるように頑張りたい、というコメントをシャニラジで残しています。
だからこそ、Kアリーナという大きな舞台で、愛依PだけでなくほかのPの方がピンクのライトを振ってくれたことがとても嬉しかった。和泉愛依が、あの日の主役にふさわしいことをみんなが認めてくれたことが誇らしかった。

この場を借りて、いちプロデューサー、いちファンとしてお礼を言わせてください。愛依にピンクの光を届けてくれて、本当にありがとうございました。


前置きはこの辺で、セットリストに移っていきましょう。


絶対正義 EVERY DAY

初日がデビ太郎の歌なら、2日目はジャスティスVだ!
5人の放クラがヒーローになってステージ上を駆け回っていました。
【ヒーローインザパーク】を思い出す方も多かったのではないでしょうか。

モニターには6人のヒーローが描かれていました。そうです。和泉愛依もあの輪に少しだけ入っていたということです。何ならサビの振りも完璧にこなしていました。DJですよね???

5人の放クラでしかできないこの曲を頭に引っ張ってくるセンスがすごい。確かにこの曲は放クラにしかできないけど、他にもらしさが出る曲があったんじゃないかと思いました。

アルストロメリア

続いてはだぶるはによるアルストロメリア。アルストロメリア!?
思えばこんなにガーリーな曲は歌ってなかったが、その2人でやると死人が出るのでは?といらない心配をしていました。実際に周りに頭を抱えてる人もいました。
ステージ上でぴょんぴょん跳ねながら楽しそうにする2人を見てて、すごく幸せな気分になりました。コメティックはきっとこれからも山あり谷ありなんでしょうけど、楽しい気持ちを忘れないで過ごしてほしい。

Anniversary

今回のDJパートのヤマと言えるでしょう。
この曲はまあ、誰がどう歌っても文脈が乗る曲ではありますが、今のSHHisが歌うとなると………ねぇ……… もう泣かないほうが無理っていうか………

美琴さんの「人は誰も完璧にはなれない」、にちかの「別れとその痛みを経験して」の部分や、「握り返してくれた掌」の部分とか、SHHisのこれまでの歩みを表すように歌詞がマッチしていく様子が美しくて、ボロボロと泣いていました。SHHisってこんな顔もできるのね……。

Fly and Fly

三峰と浅倉という一見接点がなさそうなコンビ。
しかし、この2人はアイドルに対する熱い思いをあまり外に出さないという共通点があります。クールの中に熱さを秘めるアイドル、和泉愛依もその一人です。

Fly and Flyは自分の強さと弱さをすべて内包して力強く飛んでいく曲です。
今の三峰と透には高く飛ぶだけの実力が備わっている、だから怖がらずに飛んでもいいというメッセージがあるように思いました。

SOS

智代子ちゃんと小糸ちゃんというこれまた珍しいタッグ。
ユニットの縁の下を支える彼女たちに、シャニマスでもっとも有名な曲ともいえるSOSを歌わせるセンスがすごい。つねに一歩引きがちで、主役を張ることを遠慮しがちな2人の背中を押すような選曲にただただ圧倒されるばかりです。
最後の2人の控えめなハグがめちゃめちゃかわいかった。やばい、あれはバグる。

また明日

DJパートの締めくくりは寮組の3人。
遠くから都会に旅立ち、同じ場所に帰っていく。独りではなく、みんなと一緒に思い出を分かち合える場所がある。そのことの有難さを噛みしめるように優しく歌い上げる咲耶、凛世、千雪の歌声に感極まってしまいました。

羽那も加わって、また一層にぎやかになった283寮。この3人にとってかけがえのない大切な場所への思いを歌に乗せる機会を渡してくれたことに感謝しかありません。




個人的に思ったこと


まずDJ和泉愛依について。お前ってやつはほんとに……

今回のセトリで感じたのが、あまりにも出演者の心に寄り添った選曲だったこと。放クラ全員で絶対正義EVERY DAYをやったり、SHHisにAnniversaryを歌ってもらったり、寮組のまた明日……

和泉愛依は決してよく気が利くわけではないですが、人が悩んだり困ったりしていることにはとても敏感で、何かしてあげられることはないかと思案を手伝うことをためらいません。今回のDJも、歌ってくれるみんなのことを第一に考えて、この舞台で表現したいものを考えて曲を選んだんだろうなと感じました。

結果として、今までとは風合いの違うセットリストになったわけですが、その分メッセージ性がとても強い曲が揃ったいいセットリストになったと思います。

ステージ上は完璧にカッコいい愛依サマだったのに、セットリストからあふれる普段の愛依の優しさや思いやりの気持ちを感じることができて、改めてこの人の担当でよかったなと思いました。自分の色に染めた最高のステージを作ってくれて、本当にありがとうございました。


続いて全体的なライブの構成について。
大阪からそうですが、Come&Uniteと銘打つとおり、会場全体を巻き込んで一つにしていくような演出がたくさんありました。特によかったのがグラデーションとハナサカサイサイのペンライトの先導。みんなの動きが一つになった時の一体感をステージ上のアイドルが作っていくのがとてもよかった。
この場にいるみんなが主役で、みんなのパワーを一つにするとこんなにも大きなことができるんだよ、と教えてくれたような気がしてとても爽快でした。


最後に。
今回は初めて一人でライブに参加しました。
歴も浅く、知らない人が多い界隈で、人見知りな性格も相まって周りに迷惑をかけてしまうのではないかという気持ちがあった中で、今回は2日とも多くのPの皆さんに助けられました。

名刺交換をしてくれた方、たくさんお話をしてくれた方、写真を撮ってくれた方、会場で一緒に声を出してくれた方、終演後に高まる気持ちを受け止めてくれた方……

あの2日間で関わった方々。みんなが温かく、優しく受け入れてくれたという事実に感謝しています。本当にありがとうございます。


皆で声を出し、腕を振り、肩を組み、笑い泣き、気持ちを届けることができる、とても幸せな空間でした。終わってしまったことが名残惜しいほどに、僕は、あの空間が、大好きだ。


次は7月。またあの空間に立ち会える幸福を噛みしめながら、日常を頑張っていきたいと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。







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