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雑記:ナイトモード、noteも採用してくれよ

何でも無い事に憤りたい夜だってある。
今宵はまさにそんな感じだ。
自分に対する無力感だとか、自分の情けなさへの怒りとか、自分ばかりにしか矛先を向けられない汎ゆるネガティブな感情。
そういったものが僕の胸の中には、流れ込んでいるのだ。内出血を起こして腫れ上がってる皮膚みたいに。
それをそのままここに書き散らしたって良いのだが、そういう記事は大抵削除してしまう。見るに堪えないので。
そういう時はどうすれば良いのだろうか。全く別の事に憤ってるフリをして怒りの感情を吐き出したがっている自分の心を誤魔化してやるしか僕は手段を知らない。
今回に関していえば、noteが未だにナイトモードを採用していないという事実は、こんなやり場の無い怒りをぶつけてやるには丁度良い標的だった。

YoutubeやTwitterの様なWEBサービスがナイトモードを採用して久しい。
僕の様な夜型人間には、有り難い事だ。
ネットの中にしか居場所の無い人間は、時間を問わず、状況を問わずネットに接続していたい。例えそれが深夜2時、近所のご家庭に部屋に明かりが灯っている事を怪しまれない為に部屋の電気を消してモニターの光ばかりが自分の顔面を照らし続けている様な状況であっても。
そういう時に眺めている画面の背景がグレーや黒色だったりすると、どれほど嬉しいか。モニターから発せられる何ルーメンだか、何カンデラだかの明るさの純白の光の矢が僕のブラウンの瞳に刺さらないで済むのだからこれ程良い事は無い。
真夜中に真っ白い光を眺めている時の辛さと来たら頭痛がする程だ。

所がどうだろう、noteなんてテキストが中心のサービスでナイトモードを採用しない手は無い筈だろうにこの有様だ。
僕は今、深夜0時にモニターの光に目を焼かれながらこのテキストを打ち込んでいる。モニターの高度を一番下まで落としても全く効果が無い。

それだったら、さっさと今日は打つのを止めて明日の昼間にでも続きを書けば良いだろうと言う人も居るだろうが何も分かっちゃいない。

文章を書いて何かを表現するという行為は、この世に生きとし生きる全ての人間がやっている事ではある。インターネットが普及しSNSが人々の間で流行する様になってからは、さらにそうだ。
だが、それにしてもだ。noteみたいなサイトで何千文字何万文字と書く様な人たちが皆朝7時に起きて21時には寝る様な規則正しい生活を皆が皆している訳も無いのに。
ここで何時間も費やしてテキストを使って自己表現を行う様な人間は何か抱えているのだ。こういった場所でなければ表現できない何かを。
何もかもが幸せで人生が上手くいっている人間が作家を目指さないのと一緒で、人生に対する不満足を感じている人間にしか文字による自己表現は必要ない。そうに決まっている。
文字を書く人間というのには、そういう傾向があるのだ。
noteは物書きが集まるサイトであるのにそういった事をまるで理解していない。日々に生きづらさを感じている人間がド深夜に人目を忍ぶ様にテキストを打っている姿を想像できないのだ。

というか、そもそもこういったサイトのwebデザインをしている人間だってコードを書く時に使うエディターなんかは背景をグレーにしたり黒にしたりしている人が多いのではないだろうか。その方が当然目に優しいだろうし。
僕なんかも途中でブン投げはしたがインフラエンジニアのオンラインスクールで勉強したりしていたので、コマンドを入力する際は背景を黒くして目に優しい様にしていたが、それってユーザーも同じ様な問題に直面するだろうだとかって事は考えないのだろうか。
それとも「ナイトモードなんて採用したら、ページが真っ黒になってうちのサイトの印象が暗くなっちゃうじゃん。お洒落なサイトなんだから明るく!!」とか上司から言われてるのか?

居るんだよなあ、そういうやつ。
白は明るくてポジティブで、黒は暗くてネガティブ?

じゃあお前、同じ事をアメリカのNYとかで言ってみろよ。時代錯誤の人種差別野郎だって言われるぞ。

白にも黒にもその色が持ってる特性の利点があるのに、そういうのすっ飛ばして印象論でばっか話をする奴嫌いなんだよ。
印象でばっか話を進めるから、外面ばっか良くて中身はノータリンな連中がこの国の中枢に居座って無辜の民から搾取してんじゃねえのか???やっぱり武力闘争、実力行使による革命がこの国には必要なんだよ!!!

まあ、実はそんなに怒ってはいないんですけどねェ~~。
ウソだよ。ウ・ソ。
noteにナイトモードが欲しいのは事実だけど人種差別に絡めたりとか、武力闘争だの話をするほどにはキレてないです。
全てのライターの目に優しい環境を。それが僕の願いです。

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