10代、中学生だった頃1973年とか74年位、
どんなギターを弾きたいか
とてもハッキリしていた。

エリック・クラプトンがクリームにいた頃
のレコード、60年代の演奏。
そのギターのフレーズを耳で聴いて
コピーすると言う作業を誰から教わるでも無く
コツコツとやり始めていた。

栃木県の奥の方、辺境みたいな街にも
デパート??ショッピングモール??が建ち始め
レコード売り場なんかも有ってそこで
クリームのベスト盤かなんか見つけて。

エリック・クラプトンのように弾きたくて
来る日も来る日も頑張っていたあの頃。
そして今でも来る日も来る日も
相変わらずギターを弾いているのだが。

よくもまあ飽きないものだと。しかし
大きな違いは、ここにきて未だに
何を弾いて良いのか良く分からんのです。

四十にして惑いまくり、五十にして天命を知るよしも無く
六十にして(ヒトの言葉に)耳順わずだ。やれやれ。
それでも弾くのである。只管打坐ならぬ只管弾坐か。


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