ひたむき

時々引き合いに出してますが
武者小路実篤の「真理先生」に登場する
馬鹿一は僕のお気に入りのキャラクター。
何を言われようと、来る日も来る日も石ころばかりを
愚直に描き続けるヒトである。

な、なんとリアル馬鹿一を発見と言うか
正確には石を描くのではなく集める方なのですが。
今からおよそ2~300前の江戸時代、木内石亭が
そのヒトである。70年間ひたすら石を集めたとか。

ちなみにリアル刃牙といえばブレイキングダウンで
出色の樋口武大選手である。rizinで活躍している
朝倉未来選手、金太郎選手にも勝利した事も有り
アウトサイダー時代から気になっていたのであるが。
最近浮上してきたので嬉しい限り。

うわ、メチャ話それた。で、ですよ、木内石亭の
バイオグラフィから想起されるコトバは
「ひたむき」でした。やっと気づいた。
僕の一番好きなコトバは「ひたむき」なのだと。

結果や成果や評価を超えて何事かに一途になれるヒト、
実在であれ物語の中であれ僕は限りなく魅力を感じる。
折に触れて、実在の人物なら昆虫記のファーブル、
小説なら老人と海のサンチャゴと言ったところを想起するし、
そんなヒトであれたらと憧れるのである。

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