第三弾 職人

真ん中に注目。

今日はノーデイでお馴染み城戸崇宏氏

いやね。
本当うちはまだ発足3年目で世間的には
2歳なんですよ。

でも、その公演の中で既に2本の主演を背負ってくれている

きどちゃん

本人は嫌がるんですが
毎回いいます。

詐欺だろうと。

いや、こんな城戸氏
見たことない。
もっと泥臭く芝居します。
城戸崇宏の芝居を観たことない人に常々伝えたい。

めっちゃいいっすよ

と。
何がいいって観てて飽きない。
本当に飽きないです。

同じ事はできないと城戸は公言しますけど(いや、ほんとはしてるか知らない)
こんだけ微細に毎回違うのは彼がそこに生きてるからでしょう。
彼は自分のために芝居しない。
ただそこに生きるために存分に時間をかけてくれる。

昨年、当団体に出てくれた
土矢兼久さんも言っていた。

https://ameblo.jp/kanehisa6c/entry-12710305292.html

これなんだと思う。
城戸氏を広めようと色々プロデュース作品に携わってもらったが、現場にいる職人タイプの役者は必ず城戸ちゃんに目が行く。

それだけ彼が培ってきたものが大きいのだろう。

さて

今回そのキドちゃんが演じるのが

フルートだ。

夏の夜の夢において

第3のヒロイン

といっても過言ないだろう。

今作は劇中曲で彼が演じるのは
遍歴の騎士ではないのだ。
完全にヒロイン。

読み合わせでは
観に来てくださった
子役のお母様方をあれだけ笑わせて尚且つしっかりと黙らせたあの芝居。
是非とも劇場で目劇して欲しい。

夏夜を知っている方も知らない方も。
職人の解釈において
これだけ向き合いながら真剣に馬鹿馬鹿しくなっていく夏夜は中々ないのではないか。
技量と想像力に演出として感服するばかりである。

知らぬもの語り知るもの語らず

という言葉があるので、手短ではあるが
城戸崇宏の紹介はここまでとさせていただく。

途中から口調も変わってしまうほどに
彼は客観視して永劫、観続けたい存在だ
いや、やり続けたい存在なのである。

もう、城戸の芝居がクソだったらそれは僕のせいだから全身全霊で小森谷を批判してください。

あー今日の稽古も楽しかった。

城戸ちゃん。
いつまでも舞台上で遊ぼーね。
いつもありがとう。

No day but today in act
主宰 小森谷朋基

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