No day but today in act 団体名とこれからの展望

No day but today 
は僕が2012年
1ヶ月半ほど渡米した時にみた
RENTに衝撃を受けた時から
どこかで冠したい名前だと思ってました。

in act
は演技にそれを入れたい
そして実際に

今日しか人生はないですよね。
とのダブルミーニングです。

人生は今日が一番老いていて
今日が1番若い。

これだと思うんです。
齢35を迎え(所謂、大人中学卒業)少し振り返れる人生経験が多くなりました。
その中で祖父母の死、父親との死、別れ
全てにつきまとうのが後悔なんだなと。
その後悔をしない為に今を必死に生きるんだなと思ってます。

団体の作る根幹のテーマには
必ず選択が出てきます。
意志を持って自ら選ぶ。

ちょっと踏み込むと
政治や結婚観、普通とかって
他人に依存しすぎてないか?
と思うんです。
適齢期、誰々が良いらしい、それって当たり前じゃん?
全て自分以外の価値観。
それを闇雲に信じると間違えたと気づいた時
信じた分、絶望が多いです。

極論でもなんでもなく
死ぬ時は心中だろうと自分が死と向き合わなければならない。
その時に絶対に後悔すると思う。

もっとやりたい事をやれば良かった。
会いたい人に会えば良かった。
家族を大切にすればよかった。

この三つは間違いなく
のしかかる。
時間は有限です。
しかも、全員が平等に進む(と、僕は思う)

自分が今人生をものすごく不安定な中でも毎日楽しく生きていけるのは自分で決めているから。

だから、それを自分で決めたお芝居(ドラマ)と言う
圧倒的パワーのある出来事で伝えていきたいんです。

それがNo day but today in actの目指す道。

込めた想いです。


さて、ここからも長いです。

これからについて

うちの団体は発足して3年弱。
一本目のピンスポット


をお披露目した直後に
第一回目の緊急事態宣言をくらい
早速座礁。

そこから1年悶々と過ごしました。
そこで描いたのが
劇団えのぐの松下くんの力を借りた

この公演は去年の八月に企画したのですが稽古中に座組みからコロナの感染者を出してしまい
頓挫(無期限延期)しました。

そして、コロナで憔悴しきった中で
ギリギリ踏ん張った
残念天使とダ…

間違えた
残念天使と駄目役者

そして今年打った

さよなら、かあさん。

この作品で、初めて自分以外に指揮(演出)を託しました。
明海月氏は全力で応えてくれました。
カーテンコールもダブルで頂き
(スタンディングオベーションしてくださる方が居てこちらも舞台上で泣きそうになったのは良い思い出。)

これからやるのは
古典であり僕の初舞台(16年前)ともなった

夏の夜の夢

です。

更に11月には

アゲイン‼︎

が控えます。

団体として
会話劇、新作書き下ろし、古典、ミュージカルと挑戦を表明し、来年には殺陣をつかった時代劇も企画してます(詳細はまた)。

なぜ、ほかの劇団のようにテイストを決めていかないのか。

それは、テーマが全ての作品に通じるものだから。

簡単じゃないと言われます。
やりたいことやって芯がないと捉える人もいるでしょう。

でも、僕らは大谷翔平と言う過去にいない野球人にまざまざと見せつけられてるじゃないですか。
不可能を可能にする事ができるんだと。

お前は大谷翔平でないといわれたら
僕は自信を持って答えます。

はい、そうです。

と。

大谷翔平だって結果を残したから
メジャーリーガー大谷翔平で在るだけで

残っていなければ
あぁ〜二刀流やってた人ね
になるんです。

そして、他人(ヒト)なんてそんなもんだと思うんです。(この場合、彼の身近な人間は度外視)

だから、今は名も無き誰それ状態のぼくは
色々なことに手を出していきます。

だってそれが僕の選ぶ道だから。

これだけ色んなジャンルがあるのに
それしかやらないって僕は勿体無いと思う。

そして、色々やるからこそ
貫いている人を尊敬できる。

誰も歩いて行かない道を
僕は作って
死ぬ時にあー頑張ったから楽しかったなと
言えるようになりたいです。

楽しみます。
一度きりの人生。

さて、話は毎度のごとく脱線しますが

団体として今後は

年4本の公演を目指したい。

春夏秋冬

季節も感じれながら見れるもの。

うちの作品を観てお芝居を、演劇を好きになってくれるこれからの人が次はいつだろう。
春やったから次は夏か!
夏に見たから秋にもあるのか!
えっ冬も!?

僕らの仕事は期間が短い。
そして逃した時に次は一年後。なんて待たせる事はしたくない。

いつ死ぬかわからないから。

そうやって楽しみにしてくれる人が多い団体にしていきたい。

そう強く思います。

2000文字も見えてきたので今日はここまで。

夏夜の顔合わせもしたので
そこについてもどこかで書けたら良いなとおもいます。

御拝読ありがとうございました。

小森谷朋基




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?