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親にできること

こんにちは、ノブ(@chemordie)です。もう2021年もおしまいですね。今年もコロナウイルス騒ぎに行動を大いに制限されましたが、そのなかでも子供たちの成長を感じられた1年となりました。

不安だった事

子供の成長について周りと比較しても意味がないことは分かりきっているのですが、それでも比べてしまうのが親の性。

我が家の3人の子どもたちも、毎日のような夜尿の癖が抜けない、泣くとなかなか立ち直れない、言葉を話してもおかしくない年齢になっても発語が少ない、とそれぞれの不安材料がありました。

心配になって保育園や小児科の先生方に相談したり、小児医療関連の資料を当たったりもしたのですが、結論としてはどれも

「まあ、もう少し様子を見ましょう」

という当たり障りのない結論に落ち着きました。焦りは禁物と思いながらも不安な日々が続きます。

先の分からぬ不安とともに

で、こんな中で思い出したのが以前読んだ「ネガティブ・ケイパビリティ」です。

どうなるか分からない事態の成り行きをせっかちに求めず、じっと見守りつつ、されど問題を考えることをやめず、宙ぶらりんのまま耐える力の重要性を解く本書は、まさに我が家の状態にぴったりでした。

きっと子育ては、この「先の見えない不安」とともに生き続けることなのだろうと思います。

年末になってみて

そんなこんなで2021年も終わり迎えて子供たちの現状を振り返ってみると、夜尿の癖はすっかりと鳴りを潜め、泣いたあとの気持ちの切り替えが上手くなり、発語がどんどんと増えております。

我が家のケースでは万事上手く行ったように見えますが、今後は思うように行かないことも出てくるでしょう。そんな時でも親のできることは急な成長を望むのではなく、子供たちのそばでともに悩み、不安とともに少しずつ見えてくる成長を楽しんでゆくことなのかな、と感じます。

そして、不安な面だけに注目するのでなく良い面を最大限に伸ばしてあげられるような人間になりたいと思います。我が家の子供たちにも、1つのことに集中してじっくりと取り組める、色々なことに興味を持って積極的に取り組める、いつも明るくポジティブにふるまえる、などなど非常に魅力的な部分がたくさんあります。

なによりも私自身がそのような面をきちんととらえられる心持ちのままでありたいと思います。3人の子どもたちとともに何を体験できるのか、これからも楽しみです。

ノブ

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