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手帳会議2024

日記を3日以上書き続けたことがない。
三日坊主こと私です。

2023年も「バレットジャーナル書くぞ!」と意気込んだものの続かずに11月になってしまいました。

ただ全く何もしなかったわけでは無く、書こう!と足掻く中で気づいたこと・実践したこともいくつかありました。

・何故書き続けられないのか
・どんな方法なら可能か
・来年はどんな形でチャレンジしようか
このあたりを今一度考えてみたいと思います。



2023年チャレンジした手帳法

2023年にチャレンジした手帳法はバレットジャーナルでした。
バレットジャーナルとは『箇条書き型ノート術』のことで、毎日のタスクや予定を、Keyと呼ばれる記号を頭につけて箇条書きで記録して行く方法です。
日付が入ったスケジュール帳に記録するのではなく、ノートに自分で日付や罫線を書き込んで作り込むのが特徴で、自由度が高いです。

私が使用したノートはこちら。

ざっくりですが、私が作成したバレットジャーナルのページはこんな感じです。

0. Wish list
やりたいことリスト。
バレットジャーナルの項目ではありませんが、毎年考えている100のやりたいことリストを最初に書きました。

1. INDEX
目次。何ページに何が書いてあるかをメモします。
ページの番号も自分で書き込みます。

2. Future log
年間カレンダー。大まかな予定を確認する用。

3. Monthly log
月間の予定を書き込むカレンダー。私は月の目標も記載していました。
毎月月初にこのページを作成します。

左上に月の目標。右側にカレンダー。土日と祝日はマーカーでチェック

4. Daily log
1日の予定やタスクを書き込む。
私は左側に予定やタスクを箇条書きし、左側にメモを書いていました。
毎週このページを作成します。

見開きノートを八分割し、左上にはチェックリストを作成していました
Keyはこんな感じで極力シンプルに。慣れるまでKeyを確認することが多かったので、好きな画像をつけて印刷し、しおり代わりに使っていました。

5. その他
料理のレシピや勉強メモなど、Daily logとは別に自由にノートを使っていました。
あらかじめ決められたスケジュール帳に書き込むタイプではないバレットジャーナルならではかなと思います。

【自分で決めたルール】
ペンは罫線用黒/マーク用グレー/記入用ボールペンのみとする
(極力シンプルに)

書き続けられるような工夫をして始めたつもりです。
ただこれも続きませんでした。

何故なのか。



手帳を書き続けられない理由の考察

  • 決まった時間が取れない

習慣化するには決められた時間に決まった行動をすることが良いと聞きます。
私は日によって働く場所が違ったり、外出が多かったりするタイプなので、毎日決まったルーティンを作るのが難しい部分があります。
少ししか書く時間が取れない日に焦って書こうとして、そういう日に限ってDaily logのページをまだ準備していなかったり……。
バレットジャーナルは枠組みから自分で作るので、毎日記録するための時間の他に、毎週Daily logを作る時間、毎月Monthly logを作る時間が必要になります。
時間がない→ページが準備できない→記録できない のループにハマってしまいました。


  • 毎日書かなければならないと思ってしまう

日記挫折あるあるがこれだと思います。
特にバレットジャーナルは自分でページを作る分、作ったのに書かなかった時の罪悪感が私は結構大きかったです(自分で作ったからこそ書くモチベーションに繋がる人も居ると思います)。
一度そうなると来週のページを作るのも億劫だな……となってしまい、何週間も手をつけない日が続いてしまいました。


  • 正確(綺麗)に書こうとしてしまう

しばらく書かない日が続いてしまうと、せめてトピックくらいは記録したい、とまとめて遡って記録しようとしてしまうもの。
あのカフェに行ったのは土曜日だったか日曜日だったか……。本を読み終えたのは今週だったか先週だったか……。
日ごとに書く場所が決まっている形式のため、正確な日にちを思い出したり調べたりして書かなくては、となってしまいます。
また、意気込んでコラージュをしてみたり、変わったペンを使ってみたりすると「綺麗に書かないと……!」とプレッシャーに感じてしまいます(今回のバレットジャーナルはこれを回避するためにシンプル運用にしました。そこはよかったです)。
これらは書く面倒さを助長し、書くハードルを上げてしまって結局続かないことに繋がってしまいました。


  • 目的が明確で無いので書くことがない

私が手帳(日記)を付けたい目的は、以前投稿した自己紹介にも通ずるところがあるのですが、『楽しかったこと・日々の生活・考えたことを忘れないため』です。

ただこの目的は結構漠然としていて、結局何を記録すべきかの指標としては微妙でした。
毎日いろんなことが起きます。いろんなことを考えます。ビックイベントがある日も、なんでも無い日常でも。
食べたご飯、仕事のこと、スーパーで野菜が安く買えたこと、ドラマが面白かったこと、いいなと思ったフレーズ……全部書けるわけでは無いので、どれを拾い上げて記録すべきか取捨選択する必要があります。
その基準が無いということは全ての情報が篩にかけられず落ちてしまうということ。
すなわち「特に書くことないな……」の状態になってしまうということでした。



改善した記録法

これを踏まえて、下半期あたりから別の記録方法を試してみました。
名付けて『毎月の振り返り記録』。
月の頭の1週間くらいの間に、前月どんなことがあったか、何をしたか等を項目に沿って記録する方法です。
項目は下記の通りです。

  • 会えた人

  • 出来たこと

  • 行った場所

  • 買ったもの(ベストバイ)

  • 貰ったもの

  • 美味しかったもの

  • 読んだ本

  • 見た映像作品

  • 気に入った音楽

  • よかったこと

毎日書けないのであれば、あえてまとめて1ヶ月分書いてしまおう!という戦略です。1ヶ月程度であればまだ記憶はありますし、細かい日付にこだわる必要はありません。できごとが発生したその時に記録するのももちろんオーケー。
必ずしもリアルタイムの記録ではありませんが、継続することを目的とするならばかなり合理的だなと思っています。

あらかじめ記録する情報を取捨選択し、項目を決めておくことで『書くことが無いな現象』を無くせます。
項目を作ることで、「読んだ本を記録しているから、本を読もうかな」みたいな行動する原動力にもなるのかなと思います。

この方法でだいぶうまく記録できているな、という感触があります。

今まで私の中では手帳=日記で、“日付毎に毎日の出来事をその日の状況に応じて書くもの”だと思っていました。
この記録方法を通して、毎日書かなくてもいいんだ!記録したい内容(項目)ごとに書いてもいいんだ!ということに気づくことができました。

それでは、来年は何をどのように記録しようか考えてみることにします。


来年の手帳計画

『毎月の振り返り記録』を通して“記録したい内容を決めて記録する“という方法に気づくことができました。来年はその範囲を拡充出来たらなと思っています。

毎月の振り返り記録

目的:毎月何があったかを記録する用
理由:継続したいと思ったから。これまではスマホのメモ帳機能に記録していたが紙に書いて残したい
運用:以下の項目に沿って、毎月頭に前月分記録する
・会えた人
・出来たこと
・行った場所
・よかったこと
・買ったもの(ベストバイ)
・貰ったもの
・美味しかったもの
・読んだ本
・見た映像作品
・気に入った音楽
使いたい手帳:トラベラーズノート


言葉の記録

目的:いいなと思った言葉の記録用
理由:歌詞とか本とかSNSとか、割といいなと思う言葉に出会うのに、記録しないせいで忘れていってしまうのが勿体無いと思ったので
運用:いいなと思った言葉を見つけたら記録していく。一旦スマホのメモに記録して転記するのも良さそう
使いたい手帳:トラベラーズノート


英語勉強記録

目的:英語の勉強を実施したかの記録用
理由:英語学習のモチベーションを上げるために、学習の記録を可視化したい
運用:マンスリーで学習したかどうかをチェック、ウィークリーには学習の中で分からなかった単語を記録
使いたい手帳:ほぼ日手帳weeks(英語バージョンがあるので)


大学の勉強記録(4月から)

目的:大学の勉強計画と実際の記録用
理由:通っている大学が通信制のため、締め切り意識が持ちづらく計画がぐちゃぐちゃに。可視化してきっちり進められるようになりたい
運用:年度始めに計画を立て、実行出来たかを記録する
使いたい手帳:ロルバーンマンスリー


今年が終わるまであと一ヶ月。
手帳を用意して備えたいと思います。

来年は何を記録して生きていきますか?

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