色んな世界を見てみる
昨日、新しく行ったネイルサロンにて
担当の方といろんな話をした中で
『どうしてイタリアへ行かれたんですか?』との質問から
学生時代に学んでいたことの話になり…
わたしは小さい頃から『キラキラ、ピカピカ』したものが大好きでした。
いつも祖母のジュエリーボックスを見ては満足。
着けたり欲しい!と言ったりはせずに、見て満足。
母のではなく祖母のを見ていたのは何でだろう?
ちょっと、ヴィンテージのような昔から大切にされてる感じが好きだったのかもしれない。
漆の箱でオルゴールが鳴る。
わたしがそういったジュエリーやアクセサリーや石が大好きなのを周りのみんなは知ってるので
どこかに旅行に行くと、キラキラしたキーホルダーや天然石などお土産にくれる。
幼稚園上がる前からペンチを使って自分でリメイクしてネックレス作るのも大好きだった。
祖母や母が読む家庭画報や婦人画報などの雑誌の中にある、キラキラとしたジュエリーの写真もいつも見ていた。
高校は英語が好きだったからという理由で、英語の特進科に進んだけれど
強制的になると途端に冷めていくんだなと…笑
大学進学はほとんどのクラスメイトが英語に強い大学へと行く中、わたしともう1人の友人は
服飾・工芸などが有名なところへ。
そこはジュエリーデザイン、制作など一通りが学べる大学でもあったのでよかった。
美大を選ばなかったのは、今からじゃ実技関連間に合わないと思ったのと
服飾や他のアート、芸術、工芸も見れる多彩な学校で楽しそう!と思ったから。
その通りで
毎日がランウェイなの?という様な服飾科の生徒たちのコーディネートを見るのが楽しくもあり。
専門コースに別れてから話してみたいなと思ってた子が、いつもパリコレやミラノファッションウィークみたいな服装だったので、話す機会があったときに
『いつもパリコレみたい!って思ってたの』
と言ったらすごい笑ってくれて、そこからたくさん話すように笑
大学を出てから1年間は掛け持ちしてお金を貯めて、イタリアへ。
とはいえ…ユーロ高な時で1ユーロ170円行くかも!?な時期でした。
サポートしてくれた両親には本当に感謝です。
一通り、ジュエリーに関するデザインや制作
金工工芸も学びましたが
実際に長く勤めたのは食関連のメーカーでした。
イタリアのジュエリーブランドもあったかな。
百貨店の時は額装とか輸入アートや雑貨も扱ってましたが
どれにも共通してるのが『イタリア』。
経歴を話してる中で
「せっかく作れるのに、勿体なくない?」と言われたこともしばしば。
これは人それぞれの受け取り方にもよるけれど
わたしからすると
勿体ないかどうかはわたしが決める。
そしてそれはこの世を去るときにわかる。
たぶん…笑
知識を深めることはセンスを磨くこと、と以前読んだ本にも書かれてましたが
わたしはいろんな経験をすることで自分自身の知識を深めてセンスを磨いて来たのだと思ってます。
例えば、以前noteにも書きましたが
わたしが大好きなFINAL FANTASYⅦのリメイクにて
エアリスというキャラクターの家を設計する際に、過去に建築・土木関連のお仕事をされてたスタッフがいてその方の知識が活かされた家になったと。
こんな風に役立つこともありますね。
わたしの場合だと一通りの制作が出来るので、もしジュエリーの描写とか石に関しての屈折、硬度云々…に関して書くことがあれば書けるのです。
(そんなシーンあるかな笑)
現役でデザイン制作してる子に聞くことももちろんすると思いますが、自分で学んで作ったことがあるのでより仕組みがわかりやすい。
なので、活かし方も自分次第だとわたしは思ってます。
一つの部分に双眼鏡でフォーカスしたらそこだけになりますが
その双眼鏡から顔を上げて見ると、世界は広いと気が付きます。
そこだけにしか使えないと思えばそうなるし
他でも何か使えそう、と思えばそれが見つかるのではないかと。
ジュエリーと食という繋がりがなさそうな2つでも
展示会をする際に、ちょっとした飲み物や食事を出す…となったら
どんな雰囲気の場所で
どんな飲み物
どんな食事(その展示のイメージに合わせるか)
どんなカトラリー…
こういった具合に培ってきたものを出せたりも。
繋げていこうと思えば、繋げられるもの。
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