星の巡りと命の巡り

昔から星座、天文、宇宙のことを考えるのが大好きで
石井ゆかりさんやyujiさんの星読みの文章を読むのも好きです。

星読み、占星術の分類にされるのかもしれないけれど
石井ゆかりさんはご自身のことを『占い師』と語ったことは一度もないそうです。

天体の動きって本当に奥深くて
歴史に連動しているのかなと。

星の動きを全て理解するのは奥が深すぎて大変かもしれないけれど
少しでも理解できたら楽しそう。

それに囚われすぎるのは好きではないけど
自分の日常に彩りが加えられて元気になるならば楽しんで読みたい。

でも、自分に見合ったやり方がいまだに分からず…笑
友人たちが勉強して、アウトプットしているツイートを楽しんでおります。

今年に入って興味深いなと思ったのは
山羊座に滞在していた冥王星の移動。

冥王星は
「変容の星
(planet of transformation)」
とも言われ、触れたものを根本的に生まれ変わらせます。

134340 Pluto

天文学におけるシンボル(惑星記号)はPとLのモノグラム

宇宙や星に関することが好きな人でもそうじゃない人でも
水金地火木土天海冥は聞いた事があるだろうし
冥王星が惑星から外されたというのも聞いた事があるでしょう。

昨今の技術向上によって、発見するものが多くなるのは素敵なことだけれど
それによって議論が発生して外されてしまったのかぁ…と思った。

『こうあるべきだ』の論争が勃発した時に
悲しい思いってしたくないね。

肉眼では見えないけれど
たくさんの星が浮かび上がる夜空の
地球からとても遠くにある
果ての星の冥王星は存在しているのです。

248年をかけて12星座を巡る冥王星。

山羊座が示すものは社会的構造や権威を表す
そこに変化を表す、触れたものを【根本的に】生まれ変わらせる冥王星が滞在するのは
破壊と再構築が世界規模で起こり得るという風に言われています。

今までの
『こうあるべき』が崩されて新しく構築される。

それはまるで茶道の守破離のような。

心が満たされること
目に見えない心の繋がりを感じる
外側ばかりではなく内側を見ることの大切さ

自分の心の満足や充実を無視して
自分以外の外側ばかりに認められようとするという生き方だと
心身が苦しくなり自分を見失います。

わたしは
女性が非人道的に扱われる国があると知ってとてもショックを受けました。
そのニュースを読むだけでも、痛みがめぐるような感覚。

今は性を超えて『1人の人間として』活躍していく時代。

男だから、女だから…
◯◯だから

そういった、個人を縛り付けて自由を奪うような括りが少しずつ柔らかくなくなっていき

『もしかして自分は変なのかな?』と思ってしまっていた人たちが、もしも居たら

その人たちが
これも自分だ!今の自分結構いいよね!
と思える日々がこの先も彩られていけばいいなと

冥王星が山羊座に2008年から滞在してるんだぜ、って話を読んで思いを巡らせました。

ジェンダー、という言葉さえ括りなのかなぁとわたしは思ってしまう。
(未だ理解が乏しいかもしれません)

大学生の頃
聞いて欲しい事がある、と友人から
講義の合間の休憩中に恋愛対象が同性だという話をされた。
その時のわたしは

『へ〜!そうなんだ、パートナー今いるの?付き合って長いの?』と他の友人達と恋愛の話をする時と変わりなく返答した。

友人は『え?驚かないの?』とポカンとしていたけれどわたしは
『え?なんで?』と思った。

他にも仕事を通して出会ってきた仲間達から
他愛のない話の中で、パートナーが同性という話をよくされて

彼、彼女たちはきっと
誰かに話したいけど誰にでも話せる事ではない
でも話したい
と思ってたのかもしれない。

わたしからすると

好きになった相手の性別が自分と同じという事実があるだけで、それに対して良い悪いもなく

特定のパートナーがその時いなかったから
『いいなー、デートどこ行くの?』
『プレゼント何買ったの?』
とか、ティーンのような質問をしていたな笑

2008年というと個人的にはイタリアから帰国した年。

2013年から10年。

しみじみと色々思い返しつつ
今こんな風に部屋で寛ぎながらnoteを書いてるのが楽しくて心地良いなと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?